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極上のアーユルヴェーダをとことん味わう旅、ベルワラ(スリランカ)

アーユルヴェーダ専門施設ヘリタンスアーユルヴェーダマハゲダラに宿泊

世界最古の伝統医学として知られる「アーユルヴェーダ」。スリランカにある専門施設に滞在し、身も心も癒されてみませんか。まさに非日常、ストレスから解放されるトリートメント体験の連続。女子旅にも最適です。

エコロジーな空間でデトックス

アーユルヴェーダと言えばのシロダーラも初体験

スリランカでは政府の伝統医療省によりアーユルヴェーダの伝統が守られ、国家資格のある医師の育成が進んでおり、医療制度にも組み込まれている。南西岸にあるヘリタンス・アーユルヴェーダ・マハゲダラは、本格的なシロダーラ施術が受けられるリトリート施設で、最低7日間の滞在が必要だ。スリランカの著名建築家、ジェフリー・バワ氏が設計したリゾート感あふれる建物も立派で、同時にバケーション気分も味わいたいという欲張りさん(=まさに私)におすすめの場所。

到着したらまず、ドーシャと呼ばれる体質診断が行われ、ヴァータ(風)、ピッタ(火)、カパ(水)の3要素があるとされる生命エネルギーのバランスにより、個々の治療方針が決まる。医師との会話は英語。希望者は日本語の通訳を頼めるよう、予約の際にリクエストしておくと良い。筆者の場合、最初の3日間は身体の疲れを取るオイルマッサージ、その後は症状に合わせて施術を進めることに。トリートメントは約25種類あり、9日間の滞在でそのうち16種類を実際に受けることができた。

毎食服用するハーブ薬

シロダーラ施術中は温かいオイルが額を左右ゆっくり行き来し、瞑想状態のような心地良い気持ちに。終わってみると、目の爽快感がすごい。特に神経系疾患の改善に効果があるそうだ。毎日2、3時間程度のトリートメントを受けて、帰る頃にはすっかり身軽になった。

食事やアクティビティーも大充実

滞在中の食事は全て、アーユルヴェーダ・ミールと呼ばれるアルコール、カフェイン、牛豚肉NGのもの。ビュッフェ形式で提供される。スリランカ料理が西洋風にアレンジされていて、日本人の口にも合うので心配は無用。食前に出されるノンケミカルのハーブ薬を飲むことも忘れずに。筆者は便秘薬、肩腰痛薬、寝付きをよくする薬、疲労回復の薬(日本人はよく飲まされるらしい)を処方された。

ビーチもすぐそば夕景を眺めながら散策

トリートメント以外の時間は、ヨガ、瞑想のほか、スリランカ料理教室、伝統舞踊ショーなども楽しめる。ホテルの目の前は海なので、浜辺を散歩するのも良い。夕日がとても美しかった。

シアトからの行き方

シアトルから最短ではカタール航空、エミレーツ航空でドバイにて乗り継ぎ、約20時間でコロンボ・バンダラナイケ国際空港に到着する。ヘリタンス・アーユルヴェーダ・マハゲダラまでは首都コロンボから車で2時間ほど。