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正しいストレッチの仕方

健康を維持するために運動は欠かせないものです。特に友人や家族と一緒にできるスポーツは楽しく、定期的な運動をするモチベーションにもなります。ただし、スポーツや運動の前後にストレッチをしないと、運動中にケガをしやすく、運動後もひどい筋肉痛になったりします。

park_150710_1 今回は、運動前後のストレッチの重要性と、正しいストレッチの仕方や順番について話します。
ストレッチには、大きく分けてスタティック(Static) とダイナミック(Dynamic)の2 種類あります。一般によく知られるのがスタティックストレッチ(写真)で、地面に座った状態や、動かない状態で手足をストレッチするものです。公園や体育館で運動前にストレッチをしている人を見かけますが、ほとんどの人がスタティックストレッチをしています。実は、運動前のスタティックストレッチは、関節がまだ温まっておらず動きが固い状態なのに、筋肉だけ伸ばすため、かえって運動時のパフォーマンスを低下させケガもしやすくなります。

運動前にはダイナミックストレッチをするべきなのです。これは動きが伴うストレッチで、関節をほぐして、より柔軟で大きい動きがしやすくなります。ケガもし難くなり、身体のキレも冴えてきます。

代表的な例としては、ラジオ体操が分りやすいと思います。リズムに合わせて身体を動かしながら関節と筋肉を同時にストレッチできますよね。アスリートたちのウォーミングアップを観察してみてください。会場の周辺をスキップしながら軽く走ったり、ゆっくり歩きながら足を大きく伸ばしたり、方法はいろいろですが、どれも身体を動かしながら徐々に動き(Range of Motion) を大きくするストレッチをしています。これがダイナミックストレッチです。

運動後はスタティックストレッチが理想的です。運動直後は身体がまだ温かく筋肉も柔軟なので、座ったまま、または立ったままでゆっくりと時間をかけて筋肉をほぐす感じでストレッチしてください。 正しいストレッチの仕方を心がけてより楽しく、ケガをしにくい運動を心がけましょう。

過去にケガをしたことがある人や、運動時や運動後に痛みが伴う場合は、一度チェックアップをして専門的なアドバイスを受ける事をおすすめします。

筆者プロフィール:朴俊秀(パク・ジュンス)

韓国(ソウル)生まれ。5才から中学卒業まで日本で育ち、高校からはアメリカで過ごす。 Southern California University of Health SciencesでDoctor of Chiropracticを専攻、VA Greater Los Angeles Health-care Center、VA Sepulveda Ambulatory Hospital 等の総合病院で、Professional Health Trainingを取得。 アクアセラピー(水中リハビリエキササイズ)のインストラクター等、リハビリの経験も多数。 Best Care Chiropractic 32020 1st Ave. S., Suite 114 Federal Way, WA 98003 ☎ 253-838-2744

韓国(ソウル)生まれ。5才から中学卒業まで日本で育ち、高校からはアメリカで過ごす。 Southern California University of Health SciencesでDoctor of Chiropracticを専攻、VA Greater Los Angeles Health-care Center、VA Sepulveda Ambulatory Hospital 等の総合病院で、Professional Health Trainingを取得。 アクアセラピー(水中リハビリエキササイズ)のインストラクター等、リハビリの経験も多数。 Best Care Chiropractic 32020 1st Ave. S., Suite 114 Federal Way, WA 98003 ☎ 253-838-2744