アメリカでの働き方は日本とどう違いますか？

マーケティングは海外より日本のほうが優れていると感じます。日米では需給バランスが逆。日本のメーカーは常に売れるものを作るための競争にさらされており、マーケティング力が必須で、新たなトレンドを生みだすことや追い求めることが重要となります。一方のアメリカでは、商品を出せば売れる傾向にあるため、そこまでのマーケティング力は不要のように思います。

仕事での失敗について思うことは？

失敗か成功かは死ぬまでわかりません。辛い境遇でも、その状況を引きずるのではなく、区切りをつけて立ち上がるように心がけています。英語には苦しみましたが、ネイティブでないとビジネスで勝てないわけではありません。負けないように努力を重ね、どんどんネイティブ相手に話し、自信を付けることがいちばんだと、仕事を通して気付かされました。

ポジティブ思考は働くうえで必要？

「気付き」が大事。ポジティブ思考は自分を受け入れることであり、吐き出すことも悪くありません。ダメな自分を受け入れながら、ダメなところに気付き、少しでも良い方向にという思考を持てば人は変わります。また、経験を積むことで、だんだんと違う自分も見えてくるものです。

就職活動時の面接の際、印象に残る人物像

どれだけ自信を持って強みを言えるか、今自分のやれることを死ぬほど頑張れるか、だと思います。今苦労すれば、必ず選択肢は広がります。分岐点はあるので、常に頑張り続けることです。

参加者へのメッセージ

「楽しむ」ことを大切に。楽しければ自分から進んで行い、工夫したくなります。楽しむうちに、ネガティブな部分も消えていきます。「笑う」ことも大事。笑う人の周りには人が集まります。笑いを提供できる人には、助けたいという気持ちになるし、仕事をしたら楽しいだろうなと感じます。何より、笑いをやる気に変え、自分も楽しく仕事できます。行動力とコミュニケーション能力に磨きをかけ、未来を切り開いてください！