Home 学校・教養 こんなとき英語でなんて言う? ご無沙汰しています

ご無沙汰しています

第25ご無沙汰しています

Question:

久しぶりに会う、あるいはメールを出すという相手に、日本だったら「ご無沙汰しています」などとよく言いますが、英語ではどんな言い方があるでしょうか。

Answer:

「It’s been a long time since I saw you last.」が、一般的な言い方です。直訳すれば「長い間お会いしてませんね」となりますが、これが直接会った場合の「ご無沙汰しています」「お久しぶりです」に相当します。手紙やメールで同じことを言い表すには「It’s been such a long time since I communicated with you.」とするといいでしょう。

どのくらい久しぶりなのか、たとえば10年ぶりだったら「It’s been ten years since we saw each other last.(お会いするのは10年ぶりですね)」となります。親しい間柄では、「Long time, no see!(やあ、久しぶり!)」というのがよく使われます。また、電話で話す場合なら「Long time, no talk!」となります。

同じ「ご無沙汰しています」でも、「本来もっと早く連絡すべきところをしないですみません」といった気持ちを表すには、「Please forgive me for not contacting you for such a long time.」または「Please forgive me for not getting in touch with you sooner.」という言い方があります。

旧満州生まれ。西南学院大学(福岡市)、ハワードペイン大学(テキサス州)を卒業。メリーランド大学(メリーランド州)極東支部で7年間、日本語教師を務めた後、米国連邦政府(国防省、財務省、法務省)に約30年間勤務する。日本、フィリピン、グアンタナモ・ベイ(キュー バ)を経てシアトルで22年間暮らす。現在、東京都稲城市在住。趣味は生け花。