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親子で行こう! 日本語ストーリー・タイム

楽しい話、不思議な物語、夢のような世界で感性が豊かになり、想像力や創造力も鍛えられるなど良いこと尽くしの本の読み聞かせ。シアトル周辺の子ども向け絵本の読み聞かせスポットを紹介します。

取材・文:ハーモニー・ケリー

ストーリー・タイム@紀伊國屋書店

毎月末の日曜、午前11時から行われている、日本語の絵本の読み聞かせ。絵本を読んでくれるのは、テレビやラジオでのナレーター経験を持つ、林美貴子さん。「伝える」という特技を生かして、子どもたちに本の世界のいろいろな物語を伝えてくれる。

美貴子さんからのコメント
絵本の世界観がスーッと伝わるように、あえて大げさな読み方はせず、一語一語はっきりと丁寧に読むことを心がけています。笑い話や方言が出てくるときは、少し演じる気分で読み、私自身も子どもたちとに一緒に笑って、物語の世界を楽しんでいます。

日程:毎月最終日曜 11am~
場所:Kinokuniya Book Store
525 S. Weller St., Seattle, WA 98104
問い合わせ:info@seattlemamanet.com
詳細:www.seattlemamanet.com

 

プレスビーなかよしおはなし会

月に2回、日本人長老教会で行われている日本語絵本の読み聞かせの会。日本育ちのジョセフィン・アンダーソン先生と中西ひろこさんの2人3脚で7年間続いている。マスコット人形のジョイくんが毎回登場し、ギターやピアノに合わせて、みんなで歌も歌う。

ひろこさんからのコメント
「生まれてくれてありがとう。君は愛されているよ」。このメッセージを大切に、親子で仲良くほっこりを願い、絵本を読んでいます。明るいジョセフィン先生とお茶目なジョイくんも待ってます! 気軽に参加してください。皆さんとの出会いは、素敵な贈り物です。

日程:月2回・木曜 11am~
場所:Japanese Presbyterian Church
1801 24th Ave. S., Seattle, WA 98144
問い合わせ:blessuthanku@gmail.com
詳細:www.jpresby.org

 

シアトル日本語読み聞かせの会

5年以上続く、シアトル日本語読み聞かせの会で絵本を読んでくれるのは、ハイゼンゲ佐依子さん。読み聞かせ以外にも、日本の季節の行事に合わせた工作や、フェルトの人形を使ったパネルシアターも楽しめる。

佐依子さんからのコメント
5年前に先輩ママから引き継ぎ、ウエスト・シアトルで読み聞かせを始めました。読む本は、来てくれた子どもの年齢に合わせてフレキシブルに選びます。たくさんの子どもたちや保護者の方たちと出会える、このボランティア・ワークを心から楽しんでいます。

日程:毎月第3金曜日 11:10am~
場所:High Point Branch library
3411 SW. Raymond St., Seattle, WA 98126
問い合わせ:Facebookのメッセージ
詳細:www.facebook.com/SeattleJapaneseStorytime

 

ともしび文庫

3万冊以上の本の貸し出しを行っているベルビューの私設日本語図書館、ともしび文庫では、ボランティアが交代で絵本の読み聞かせも行っている。会場は、ジュビリー・リーチとベルビュー・チルドレンズ・アカデミーの2カ所。

BCA会場より
2014年BCAでともしび文庫再開後、高校生のプロジェクトとして読み聞かせが始まりました。現在は月によって中高生から経験豊富なボランティアまでが交代で、絵本、紙芝居、パネルシアター、指人形など幅広い手法でお届けしています。

日程:毎月第1 土曜1:30pm~ 2pm
(第1土曜が休館の場合は休み)
場所:Bellevue Children’s Academy内ともしび文庫
14640 NE. 24th St., Bellevue, WA 98007

ジュビリー・リーチ会場より
小さいお子さんを持つ親子が気軽に定期的に参加できるイベントとして昨年、スタートしました。1~3歳を対象にした絵本を選んでいますが、その場で子どもたちに本棚から選んでもらうこともあります。また第3水曜には工作の会(要予約)も開催しています。

日程:毎月第1水曜10:30am~ 11am
場所:Jubilee REACH敷地内ともしび文庫
14200 SE. 13th Pl., Bellevue, WA 98007

 

大人のためのブック・クラブ&ボランティア

ともしび文庫「日本語読書クラブ」

大人向けにも本をテーマに集える機会が欲しいとの声を受け、今年の春から始まった「日本語読書クラブ」。あらかじめ決められている本を読んでから参加し、作品に込められた思いや自分が感銘を受けたシーンなどについて語り合う。問い合わせは、上記のともしび文庫へ。

年内スケジュール
10月24日(水) 『とんび』 重松 清
11月14日(水) 『空飛ぶタイヤ』 池井戸潤
12月12日(水) 『女たちのジハード』 篠田節子

 

耳文庫 ※ボランティア募集

昨年、活動20周年を迎えたボランティア・グループの耳文庫は、シアトルやベルビューなどで人形劇の公演を行っているほか、年に4回、公立小学校で日本語を学んでいる、幼稚園生から5年生までの在校生を対象に日本語の絵本の読み聞かせも行っています。同団体でボランティアをしている、塚野美奈子さんは「『先生と保護者以外の日本語に触れて欲しい』という小学校からの希望に応え、この活動が始まりました。年に4回、季節に合った絵本や紙芝居、大型絵本の読み聞かせを行っています。キラキラと目を輝かせて聞き入ってくれる子どもたちと会えるのが喜び!」と、活動のきっかけとやりがいを語ってくれました。

問い合わせ:mimibunkosea@gmail.com
詳細:www.mimibunkosea.wixsite.com/mysite