オリジナルの人間学「13導」に基づき、あなたのお役割、さまざまなお悩みへの解決法、うんちくなどなど、お役割鑑定士のみやこさんが語っていきます!
この夏、娘たちがアメリカ横断の旅に出ます。母に回ってきたのは、ただ信じて見守るという、なかなか手ごわい役割……
シアトルのみなさん、こんにちは! シアトルも少しずつキラキラした素敵な季節に突入ですね。実は私、今年の夏もシアトルに滞在予定です。今回は、昨年の滞在とは少し違う「役割」を持って渡米することになりそうです。
というのも、我が家には3人の娘がおります。 私は勝手に「1号・2号・3号」と呼んでおりますが、そのうちの1号と3号が、この5月からアメリカ横断をするそうなのです。
ニューヨークからシアトルまで、約5,400マイル。車に畳とお抹茶を積み、「野点(のだて)」というピクニックのようなお茶会を各地で開きながら、人と人とのコミュニケーションを育み、世界平和を祈る旅となるそうです。(instagram:@onewan2607)
この計画は、数年前から三姉妹の間で進めていたようです。つい最近まで蚊帳の外だった母ですが、現在は見事に「巻き込まれ事故」にあっております(笑)。そして、いよいよここに来て、その計画が実行されることになりました。ゴールはシアトル。「関係者じゃないから」と言われていたはずの私が、なぜかゴール地点にいる予定です。
なんで?(笑)
さて、我が家はいわゆる一人親家庭でした。養育費も慰謝料もない結婚解散でしたので、娘たちは私自身が親から与えてもらったような生活を経験したわけではありません。贅沢はさせてあげられませんでした。その分、ある意味とてもたくましく育ったように思います。子どもたちを育てるために、私は「お仕事なんでもやります!」の母でした。 映画『プラダを着た悪魔』のミランダではありませんが、子どもの成長を見過ごしてしまった場面も、きっとたくさんあったと思います。ただ、親として「人として大事なこと」以外はあまり口を出さない。その距離感だけは、結果的にちょうど良かったのかもしれません。
今回のアメリカ横断は、娘たちが自分たちで考え、自分たちで進めてきたものです。女性がアメリカを横断するということには、賛否両論あります。母としては少々痛いご意見をいただくこともあります。「これだから母子家庭は」と言われた経験もあります。危険な目に遭わせる無責任な母親だ、という意味合いなのだと思います。けれど、たとえ自分が産んだ子であっても、成人した娘たちの人生です。人様にご迷惑をおかけすることであれば別ですが、基本的に親が必要以上に意見を申すのは違うのではないかと、私は思っています。それは「信じる」ということと、同じ価値を持つものだと思うのです。とはいえ、親が子どもに口を出さないというのは、時に苦行に匹敵しますね(笑)
これは親子に限らず、人間関係も同じだと思います。人に何かを言うということは、ある程度その責任を取れる人が発言すべきで、そうでないなら、なるべく控えることも大切なのではないでしょうか。親の役割とは、いつの日か親がいなくなった時に、子どもが自立し、自分の足で生きていけるように見守ること。
「目は離さず、口は出さず」
それが親の役割なのだと思います。そして子どもの役割は、他責にせず、自分の道を自分で見つけて生きていくことです。そのためには、どんな決断であれ、この世をたくさん泳がせてみること。経験しなければ、何も見つかりゃしないわけです。我が家の三姉妹は、同じ環境で育ちました。性別も同じ。食べるものも、着るものも、部屋まで同じ。それでも、まったく違う3人に育ちました。持って生まれた資質、先祖から引き継いだDNAなど、いろいろな要因があるのでしょう。実験結果としては、同じように育てても、人間は同じようには育たない、ということでした。
ちなみに我が家では、1号と3号が「発想豊かなクリエイタータイプ」。ただ、発想豊かなだけでは物事はまとまりません。そこで、事務的なことや進行のお手伝いをしてきたのが2号です。2号は、人と人をつなげる優しい人財。どうやら今回のプロジェクトも、3人それぞれの役割がうまく重なって、形になってきたようです。
横断を決断したことは、母として素直に褒めています。自立した行動だとも思います。とはいえ、スタート地点のニューヨークには私の弟がおり、出発を見守ってくれる予定です。 そしてゴール地点のシアトルには私がいる。なんだかんだちゃっかりしているところは、まだまだこれからのようです(笑)。
今回のプロジェクトにあたり、多くの皆様に応援や協力をいただきました。この場をお借りして、心よりお礼申し上げます。
















