身近なスーパーフード
今よく耳にする「スーパーフード」。「近所のスーパーでは買えない」、「日々の食生活に取り入れにくい」と思っている人にもおすすめの、身近で毎日の食卓に取り入れやすい食材をピックアップしてみました。
チアシード
注目度No. 1のチアシード。悪玉コレステロール値を下げ、善玉コレステロール値を高めるオメガ3脂肪酸が多く含まれおり、腸の動きを整えてくれる効果もあるので、便秘気味の人にはおすすめ。ただし、取り過ぎるとおなかが緩くなるので要注意。水分をよく吸収するという性質があるので、少量で満腹感を得られると言われている。
<食べ方>
- 1/4カップのチアシードと1カップのお好みのミルクを混ぜ、3分ほどおく。
- 3分後もう一度かき混ぜて、約20分おけば、チアシードジェルの出来上がり。
- ヨーグルト、スムージー、オートミールなどに混ぜて食べるもよし、ココナッツ、カカオニブ、メープルシロップをジェルに混ぜておいしいデザートとしても楽しめる。
ビーツ
「食べる輸血」とも呼ばれるビーツには、鉄分、葉酸、マグネシウムなどの栄養素が豊富に含まれているので、免疫力を高め、貧血予防などに効果が期待できる。なかでも硝酸塩が特に多く含まれており、血圧を下げる効果があるそうだ。ただし、硝酸塩は水溶性なのでゆでるのは避け、蒸したり、焼いたりして食べるのがおすすめ。また、生のビーツとベリー類を合わせれば、赤い色の美しいスムージーができる。
ケール
様々な種類のガン(特に乳ガンと子宮ガン)発生に対する抑制効果が期待されるファイトケミカル(phytonutrient)が含まれている。野菜の多くは、加熱することで栄養価が失われてしまうが、ケールは強火で10~15分、もしくは弱火で35分加熱調理しても、栄養価がほとんど失われない。ただし、残留農薬が多い野菜として知られているので、調理前にはよく洗うこと。できれば無農薬のものを選ぶのがよい。
ブルーベリー
100gで約50キロカロリーと低カロリーなのに対し、カリウム、ビタミンC、食物繊維が多く含まれている。最近では、ブルーベリーが心臓に関連する病気、ガン(特に大腸ガンと子宮ガン)、アルツハイマーなどの加齢に伴う病気の予防に一役買っているとの研究結果も出ている。これからの季節、フレッシュなベリーは値段が張るわりに味があまりよくないことが多いが、新鮮なうちに冷凍されたベリーなら栄養価も高く、スムージーやヨーグルトのトッピングにおすすめ!
次ページは、心と体の健康を保って肌も美しく>>