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中川 Nakagawa

実りの秋、食欲の秋、到来。日本人の舌と胃袋を満足させるのは、やっぱり日本食!
シアトル界隈の店からおすすめの品々を紹介してもらいました。読者特典もお見逃しなく。

取材・文:室橋美佐、磯野 愛、上田あずさ、ハーモニー・ケリー、ハントシンガー典子、栗原澄也

中川 Nakagawa

~和食も洋食もおまかせ!秋限定の至福メニュー~

当記事持参のレストラン利用者にオリジナル・エコバックをプレゼント!
※なくなり次第終了。

おなじみ、ボセルの人気店が秋冬限定で提供するのは、季節感たっぷりの3品。その1つ、「きのこのキーマカレー」は土曜のランチ限定で、同店の代名詞となっているほど評判のカレーを華麗に秋仕様へとバージョンアップさせた逸品だ。合びきミンチに加え、シイタケ、マイタケ、しめじ、エリンギの4種類のきのこをふんだんに使用。その食感とうま味が融合したキーマカレーはマイルドな辛さで、てっぺんには半熟の目玉焼きも。スプーンを入れてとろ~りと染み出す黄身とカレーを混ぜ合わせれ
ば、トマトのさわやかな酸味も相まって、食べ始めたら止まらない。いつものカレーを楽しみに来店する方にも、新たに試してみて欲しい。

 

きのこのキーマカレー$1350 食いしん坊にぴったりのボリュームでエビフライやチキンカツ各$4などのトッピングも豪華

 

2つ目は、秋から冬にかけて脂がのってますますおいしくなる、ノルウェー産のサバを使った「炙りサバのバッテラ」だ。香ばしく炙った自家製シメサバの半身をまるまる使っていて、ボリュームもたっぷり。厚みがあるうえに驚くほど柔らかい身は、ほど良い酢加減でサバ本来のうま味を一切失っておらず、口の中に入れた瞬間にホロリとほどけ、青魚特有の脂は全然しつこさを感じない。サバが主役ではあるものの、酢飯にもこだわりが。ちょうど真ん中に白ゴマ、ガリ、ゆかり、大葉が丁寧に挟まれ、絶妙な味と食感のアクセントになっている。仕上げに載せられた白板昆布の香りもとても上品だ。

 

炙りサバのバッテラ $23 脂ノリ抜群のサバが食べられるのはこの季節ならではボリュームたっぷりなのでシェアして楽しめる

 

そして3つ目は、間違いなく大人も子どももひと目で魅了されてしまう「さつまいものパフェ」。ワシントン州で採れたオーガニックのさつまいもを、卵や生クリームと混ぜてペースト状にし、バニラアイスクリームの上にたっぷりと盛ったデザートだ。さつまいもの香りと自然の甘さがとても優しく、食事を存分に堪能した後でも、ペロリと平らげてしまう。栗のトッピングや、シュガーパウダーのデコレーションもかわいらしく、これぞまさに日本のパフェ。

 

さつまいものパフェ$825 見た目にも愛らしい手作りスイーツ底のコーンフレークもサクサクで日本のパフェを思い出させてくれる

 

このほか、寿司カウンターを完備した店舗では、築地から輸入される季節ごとの旬の魚を使った寿司も喜ばれている。「特に白身魚の種類の豊富さには自信があります」と話すのは、中川伸一オーナー・シェフ。味だけでなく、どの料理も盛り付けや飾り付けが繊細で、日本の心を感じさせてくれる
仕事ぶりにファンが多い。ここでしか楽しめない唯一無二の限定メニュー3品は数がなくなり次第終了となるので、特に週末は早めに来店を!

松茸メニューも考案中ですと中川シェフ最新情報はフェイスブックホームページで確認を

 

中川 Nakagawa
1427 228th St. SE., #D6, Bothell, WA 98021
営業時間:火〜金11:30am〜2pm/5pm〜9pm、土12pm〜3pm(洋食ランチ)/4:30pm〜9pm、日 5pm〜9pm
定休:月
☎425-483-2221
ウェブサイト:www.nakagawa-japanese-restaurant.com

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