Nakagawa

本紙5月12号でご紹介したボセルの日本料理レストラン「Nakagawa」が、9月9日から土曜のランチ限定で洋食メニューの提供を開始する。昔ながらの製法で丹精込めて作 られた洋食を、ソイソース食レポ班がいただいてきました!取材・文:岡田みなみ 写真:小村侑子
今回追加されたメニュー4種は、同オーナーによるマカティオの洋食屋「カフェ・ソレイユ (現在は閉店)」で大人気だった品ばかり。常連のお客様からの「またカフェ・ソレイユの料理 が食べたい!」という要望に応えて、洋食メニューの復活を決めたのだそう。

男性一番人気の「カレーライス($13.50)」は 8年間カレーを継ぎ足し続けて作られたもの。 一口目は酸味を感じ、それがだんだんコクのある甘みに変わってくる。ほど良い辛さで、食べる手が止まらない。野菜はミキサーで細かくし てから煮込んでいるので、野菜嫌いな人でもペ ロリと食べられる。

「ハンバーグ($14.75)」は女性と子どもに大人気!柔らかくふわふわな煮込みハンバーグの上に、デミグラスソースをベースにした濃 厚なハヤシソースがかかっている。やや酸味の あるソースと芳醇な肉汁が混ざり合い、口の中 いっぱいに幸せが広がる。これぞ懐かしい日本 のハンバーグだ。

とろとろ卵の「オムライス($13.50)」は、ケチャップライスの上にキラキラと輝くオムレツが乗せられ、食欲が刺激される。ソースはハンバーグと同じハヤシソースが使われており、ケチャップライスとの相性は抜群だ。お客様の口に運ばれるその瞬間に、卵がちょうど良い固さになるよう計算して作られているという。 オーナーシェフ中川伸一さんのこだわりの一品である。

各メニューは追加4ドルでとんかつ、エビフライ、コロッケのトッピングが可能。さくさくの衣に包まれたとんかつや、自家製のタルタルソースを付けたエビフライは格別だ。「安心しておいしく食べられるものをお客様 に提供したいです」と語る中川シェフ。洋食の仕 込みは和食よりもはるかに時間がかかるというが、食べる人に喜んでもらいたい一心で、全ての食材を丁寧に調理している。

同店はI-405を降りてすぐの場所にあり、アクセスも便利。「マカティオまで来れなかったというお客様、今度はぜひ『Nakagawa』で日本の洋食を楽しんでください」と中川シェフは笑顔で話してくれた。
Nakagawa
1427 228th St SE #D6, Bothell, WA 98021
火〜金 11:30am〜2pm/5pm〜9pm、 土 12pm〜9pm (洋食ランチ提供は12pm〜3:30pm) 日 5pm〜9pm 月曜定休
☎︎425-483-2221
Nakagawa Japanese Restaurant