アロマコーディネーター資格講座

知れば一生の知恵となるアロマの驚くべき効能
アロマティカ アロマコーディネーター資格講座

アロマディフューザーなどのアロマ雑貨人気が定着し、すっかり市民権を得ている。筆者も愛用するひとりだが、好きな香りで癒されているだけではもったいないな、と今回の取材で改めて感じた。

（取材・文：ハントシンガー典子）

「私自身、こんなに暮らしが豊かに、快適になるのなら、もっと早く知りたかったという思いでいっぱいです。これまで受講した多くの皆さんにも、肌や身体が変わったと実感してもらっています」と話すのは、ベルビューにある自宅でアロマコーディネーター資格講座を開講する小宮晴子さん。植物から抽出した芳香薬理成分である精油を生活に取り入れることで、健康にも美容にも良い影響をもたらすアロマセラピーは、言わば自然療法だ。各2時間の講座では、精油の効能や使い方などを勉強し、全15回のコース修了で日本のライセンス取得への道も開ける。

講座での実習例として、殺菌効果のあるソープ、すり傷に付ける軟こう、寝つきを良くする入浴剤、そのほか化粧水、ミツロウと植物油のクリームなどがあり、実際に家庭で役立つアロマセラピー活用法を学べる。最も好評なのはフェイストリートメントをテーマにした回で、受講生は好きな精油を使ってマッサージオイルを手作りし、リンパの流し方や力の入れ具合といったマッサージのやり方も教わる。「メディカルな専門知識というよりは身近な、日常に使えるテクニックにフォーカスするようにしています。たとえば、アロマの知識があれば、風邪の症状に効く鼻の保湿ジェルやうがい薬も自分で作ることができ、自然由来なので子どもにも安心。年齢、性別問わず利用できるアロマセラピーを、たくさんの方に知ってもらえたらうれしい」と、晴子さんは語る。

仕事に生かすも良し、実益を兼ねた趣味とするも良し。講座は全15回のうち、最初の5回、10回だけを受講することもでき、精油はもちろん、クラスで使われる基材、テキストも全て込み。未就学児を連れて行きたい場合は、プライベートレッスンにも応じている。定期的に単発ワークショップも開催されているので、1度訪れてみては。