Home アメリカ生活 アパート室内に修理が必要な...

アパート室内に修理が必要なときはどうしたらいいですか?

まず始めに、どのような問題が起きて、どんな修理が必要かを、手紙で知らせましょう。その際、自分の名前、アパートの住所と日付も忘れずに記載して下さい。手紙は、きちんと大家に届いたことが証明されるように、直接渡すか、または配達証明付の郵便で送ります。そして手紙のコピーも手元に残しておきましょう。次に大家からの返答を待ちます。大家は問題の重要度によって一定期間内に修理を行います。水やお湯が出ない、電気、暖房、その他、命に関わることなどに問題がある場合は、大家は24時間以内に修理をしなければなりません。冷蔵庫、レンジ、オーブン、水道管の問題は72時間以内、その他の問題は10日以内に修理を行わなければなりません。

もし大家が決められた期間内に修理をしなければどうなりますか?

テナントは引越しをすることが可能です。その場合、大家に引越しをするという知らせをするだけです。大家は、デポジットとすでに納めてある家賃の残りを日割分でテナントに支払うことになります。また裁判所に行くことも可能です。その場合は弁護士を雇って、大家に修理させることもできます。大家が同意すれば仲裁を受けることも可能です。仲裁はほとんどの場合、裁判に行くよりも時間も早く、そして安く済みます。あるいは、テナントが誰かを雇って修理を行うことも可能で、その場合は以下のことをすべきです。

1. きちんとした信用できる修理の見積もりを大家に出すこと。
2. 上記の、大家が10日以内に修理をしなくてはならない問題については、大家に問題の通知を出してから見積もりを出すまで、丸10日間待たなければなりません。そして見積もりを知らせてから、テナントが雇った修理人が修理を始めるまでに更に2日待たなければなりません。ただし24時間や72時間以内に行わなければならない修理については、この手続きは必要ありません。そうした急な対応の必要のある問題は、見積もりを渡したらすぐに修理の契約をすることができます。
3. 修理が終わったら、次月の家賃から修理代を差し引くことができます。しかし、それにも限度があり、それぞれの請求代金は1カ月の家賃代以下でなくてはならず、12カ月の間に2カ月分の家賃以上の修理代を超えてはいけません。例えば家賃が$750だとして3月に$1500分の修理の依頼をしたら、4月の家賃から$7505月分から$750差し引くことができます。また修理代が$1000だとしたら、4月分から$7505月分から$250差し引くことが可能です。
[LeeLee法律]