いよいよ平成も終わり、新しい元号に。断捨離でスッキリさせて、気持ち良く新しいスタートを切りましょう。
人生のゴールに向けて2019 年の目標づくり欲しいものは「コーチング」で手に入れる!
理想とする自分はどんな人ですか? 今の生活からどう変わりたいですか? 今年こそ「本当に変わりたい」をかなえるには何が必要なのでしょうか? シアトルでコーチングのサービスを提供する今野裕貴さんに教えてもらいました。
取材・文:ハントシンガー典子
アメリカではもちろん、日本でもコーチングが注目され始めている。なりたい/得たいと思うものを得られるようサポートをするコーチングは、五輪選手などのコーチをイメージするとわかりやすいだろう。夢をかなえるにはどうしたら良いのだろうか。コーチングによって、今までぼんやりしていた夢を本当に実現させるための道筋が見えてくるかもしれない。
「夢と言っても、個々で捉え方が違いますので、コーチングではどのような毎日、人生を送りたいかというのが夢だと考えます。そして理想と現実とのギャップが、埋めていく必要のある目標だと捉えます。まずは、理想とする1日がどのようなものであるか具体的に書いてみると良いでしょう」と、裕貴さん。今の自分にとって不要なもの、本当に必要なものを見極める作業をし、現在自分がいる環境を踏まえることで、もっと現実的な目標が見つけられるという。「大きなゴールを設定すると、なかなかやらないのが人間。小さなゴールを少しずつクリアしていくと、だんだん達成するコツがつかめてきます。なかなか行動に移せない場合は、ゴール自体に問題があるのかもしれません。1度立ち止まって、見直すのも手です」
ポイントは、その目標を達成した場合としなかった場合で、自分にどう影響を及ぼすのか明らかにすること。また、裕貴さんによると、自分で行うのが難しければ、他人を巻き込むのが良いという。「他人に話すことで目標が整理され、本質に気付くことがあります」。ダイエットや勉強なども、自分を引っ張ってくれる友人と一緒に取り組むほうが、達成率は高くなる。何から始めたらいいのかわからない場合は、ガイドを見つけ、アドバイスを受けるのが近道になることも。「料理するときにレシピを知らなければ、材料がそろっていても違うものができてしまうのと同じことです」
そして、裕貴さんは、モチベーションには2種類の要素があると説明する。「1つ目は、たとえば、これをやらなかったら明日仕事を失うというような、何かを回避するためのモチベーション。2つ目は、これをやったら明日休みをもらえるというような、ポジティブなモチベーションです」
何か新しいものを得るには、新しい行動・考えを取り入れなくてはいけない。まずは、本当に変わりたいのか、自分に問いかけてみると良い。たとえ小さな改善でも、それを積み重ねていくかどうかで将来が変わってくる。コーチングは、考える場を提供し、その人の夢/目標をサポートしていく手段である。「人生は選択の連続。より価値のある選択ができるよう、コーチングを利用できるといいですね」
夢を実現するためのコーチング
①Clarity
②Support / Accountability
③Art of Fulfillment
裕貴さんがコーチング例を解説
10キロ痩せたい
資格を取得したい
とにかく変わりたい! 今の生活から抜け出したい!
今野裕貴(こんのゆうき)■ライフ・コーチ、NLPマスター・プラクティショナー、ワシントン州認定催眠療法士、レイキ・マスター。法政大学在学中、1年間アメリカに留学。帰国後、大学を卒業し、留学カウンセラーや人材アドバイザーなどの仕事に就く。結婚をきっかけに渡米。動物看護師の資格を取得し、シェルターや24時間の救急病院などで勤務。他国での獣医のボランティア活動などにも参加。離婚をきっかけに自分の人生と向き合い、ライフ・コーチとしてのキャリアを志して現在に至る。ウェブサイト
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