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ネコの九条さん 編

5歳くらいのオスネコ。性格はおっとりしていて甘えん坊。種類はわからないが、メインクーンが入っているかも。
2015年4月に九条(くじょう)さんは、うちの子となった。以前飼ってたpolydactyl(多指)ネコのナツメグちゃんが原因不明の病気で亡くなって、心に大きな穴が開いてた時にシェルターで九条さんと出会い一目惚れ。

アダプトした時は毛の長さは中くらいだったのに、引き取って1カ月後にはモフモフに。長毛種とは知らされていなかったのでびっくり。体型は、スリムじゃなくおデブでもなく、むっちり型。その上モフモフなところがたまらない。うちに来たネコ好きのお客さんはみんな九条さんを一目見るなり、「かわいい~!」と叫んで、触りたがる。ただし、爪を切ろうとして肉球をむぎゅっと押してもモフモフの手から爪が見えないので爪切りが大変。

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名前はなかなか決まらず、これという名前になるまでには数日を要した。そのうち、スティーブン・キングの『Cujo』という映画を思い出した。 飼い犬のセントバーナードが狂犬病にかかり、次々と人を襲うホラー映画だ。この映画に出ている犬のようにのっしりとしている、ということで「クジョー」に。 日本の家族に「新しいネコの名前はクジョーよ」と伝えると母は「九条さんね」と勘違い。それから「九条さん」になった。九条さんはちゃんと狂犬病のワクチン摂取しているから、映画と違って、このモフモフネコから襲われる心配はまずなし。

九条さんの性格は見た目と同じで、おっとり 。シェルターから連れて帰った日は家の中を一通り歩き回った後は、リビングルームでゆったりくつろいでいた。新しい環境でも隠れることもせず、初日から私のベッドで一緒に寝るほどの超おっとり系。ママ(私)に抱っこされると頭をすりすりする甘えん坊でもある。それがまた、たまらない。家にゲストがきても動じることなく、ハロウィンパーティーで仮装したゲストが30人近く来ても普通にしている。ネコが苦手な人も含めて、人間を一瞬にしてメロメロにする、かなり人たらしなネコだ。(しおり/バラード)

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