Home シアトル情報 シアトル日系コミュニティーから 総領事より離任のご挨拶

総領事より離任のご挨拶

皆さま、大変お世話になり、家内共々心より感謝申し上げます。

シアトルに着任しました2020年8月は、パンデミックの真っただ中で、オンラインまたはマスクをしながらのご挨拶でしたが、3年が過ぎた今ではパンデミックを乗り越え、経済や文化などのさまざまな面で活発に活動がなされています。

ワシントン州に初めて来て、シアトルが多くの主要産業のリーダーであり、米国で最も急速に発展している大都市圏のひとつだと知り、またさまざまな場面で太平洋岸北西部における日本人と日系アメリカ人コミュニティーの豊かな歴史に触れ、大きな感銘を受けてきました。すぐに日系社会でこの歴史を紹介してくださる多くの素晴らしい友人を得ることができました。そして今日ある日米の友好関係の基礎を築いた方々の献身と犠牲への感謝の気持ちを深め、今後もこれを語り継いでいく重要性を胸に刻みました。

日本と米国の間では長年にわたり、経済や文化・スポーツなどさまざまな面で深い交流がなされてきており、昨年は日米野球交流150年を記念する年で、8月にはイチロー氏がマリナーズの球団殿堂入りを果たされました。シアトル市と神戸市の姉妹都市交流も65周年、今年は、ワシントン州と兵庫県が姉妹関係60周年を迎えました。そして、ワシントン州日米協会は、草の根の人と人の交流を通じてこの地域と日本との間に架け橋を築き、今年まさに100周年をお祝いしています。

引き続き米国内での日本の魅力の発信、両地域のビジネス、文化、観光等での関係・交流がさらに深まることを期待しております。

私がシアトルに着任以来、世界の平和と皆さまの健康を祈念して毎日折り続けてきた折り鶴は1,100羽を超え、日本に戻った今でも折り続けています。

改めて皆さまからの心温まるご支援に心から感謝申し上げますと共に、皆さまのご健康とご多幸をお祈りいたします。どうもありがとうございました。

在シアトル日本国総領事 稲垣久生