Home シアトル情報 シアトルブログ 私の一冊「ニューヨークのと...

私の一冊「ニューヨークのとけない魔法」

こんにちは。また新しい一週間が始まりますね。

私のインターン生活も残すことあと2週間となりました。
その後はニューヨークを4日間ほど旅行し、日本へ帰国予定です。
ニューヨークへ行くのは2回目ですが、前回は弾丸旅行であまりゆっくりできなかったので今回はニューヨークの街をゆっくり楽しみたいと思っています。

ニューヨークと言えばということで、私の英語学習へのモチベーションになった一冊の本を紹介したいと思います。

それは「ニューヨークのとけない魔法」という岡田光世さん著作のエッセイ本です。アメリカに興味がある方、実際に住んだことがある方はご存知の方もいるかも知れません。

images

これは、ニューヨークに住まれていた岡田光世さんが実際に経験した出来事や彼女が関わってきたニューヨーカー達を描いたシリーズ化もしている短編小説のようなエッセイです。

地下鉄での些細な出来事や、友達と交わした会話、言われて嬉しかったことなど、彼女が過ごしたニューヨークでの日常が書かれています。そのどれもが心が温まるような素敵なエピソードばかりで、読み終わったあと人が恋しくなって誰かと話したくなるような一冊です。

すべて日本語で書かれているのですがそれぞれの話の最後に、言われて印象的だった言葉やフレーズ、美しい表現が英語で書かれており、それらの英語のフレーズは日本人があまり表現しないような言葉で、私に「ああ、やっぱり英語っていいな。美しい言語だな。」と思わせてくれた本でもあります。

そして、岡田光代さんの描くニューヨーク生活は私の思い描くアメリカ生活そのままで、こんな素敵な出会いがあるなら、こんなに面白くて美しい英語に出会えるのなら私もニューヨークへ留学したい!と留学へのモチベーションになりました。

結局、留学先はニューヨークとは正反対に位置するシアトルになりましたが、シアトルでかけがえのない人達と出会うことができ、美しい英語を学ぶことができました。

この本に出会っていなかったら、もしかしたら留学を諦めていたかもしれないし、留学していたとしてもたくさんの人と自ら関わろうとしていなかったかも知れません。なので、この本にはとても感謝しています。

 

長くなりましたが、そんな私の大切な一冊を是非いろんな人に読んでいただきたく紹介させていただきました。

夕食後のソファの上で、通勤中のバスの中で、一冊手に取ってみてはいかかでしょうか?