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産官学連携セミナー 「クリーンテックが拓く日米の未来」〜行ってきました

産官学連携セミナー
「クリーンテックが拓く日米の未来」

取材・文:フォーリー由香 写真:在シアトル日本国総領事館提供

2月13日、神戸市シアトル事務所在シアトル日本国総領事館シアトル日本商工会(春秋会)兵庫県ワシントン州事務所の共催による「クリーンテック」をテーマにしたセミナーが、総領事公邸にて開かれました。

Dan CunneenCGJ SEA

セミナーに集まった聴講者は50名ほど。皆、熱心に聞き入っていた

Dan Cunneen/CGJ-SEA
発表後には、質疑応答も行われた

近年、技術の進化や変革を示す〇〇テックという言葉をよく見かける。クリーンテックもそのひとつで、「再生不能な資源を、全く、または可能な限り消費せずに、従来と変わらない効用を生み出す製品やサービス」を意味する。太陽光や風力による発電、電気自動車などがそれに当たる。2023年10月、インフラ投資雇用法に基づき水素ハブ7拠点に選定されたワシントン州でも、大いに注目されている分野だ。

具体的には、どんな取り組みが行われているのだろうか。セミナーは、伊従 誠総領事の挨拶からスタート。二酸化炭素が発生せず、次世代エネルギーの生成源として期待される水素とアンモニアを中心に、登壇者9名が順番に発表していく(下記参照)。

節目となるのは、2030年と2050年だ。たとえば、シアトルの姉妹都市である神戸市では水素エネルギー関連の施設やプロジェクトが進行中で、2050年のカーボンニュートラル実現に向け、さまざまな企業との協力体制が整う。昨年には、神戸製鋼所が火力発電に二酸化炭素の発生を抑えるアンモニアを交えた発電方法、「混焼発電」の採用を決定した。

2023年、世界が観測史上で最も暑い年となったことは記憶に新しい。気候変動が深刻な影響を及ぼす中、地球上の有限な資源に対する意識が高まっている。国際協力を通じ、持続可能なエネルギーのさらなる普及と積極的なサポートが求められる。

①「WA State Climate Commitment and the Hydrogen Hub」(ワシントン州商務局:クリーンテクノロジー部門長 ブライアン・ヤング)
②「Kobe startup ecosystem」(神戸シアトル事務所:代表稲田憲樹)
③「Hyogo」(兵庫県ワシントン州事務所:所長 池上卓久)
④「NEDO’ s Activities for Hydrogen Technology」(NEDOシリコンバレー事務所:所長 森本将史)
⑤「JETRO」(ジェトロ・サンフランシスコ事務所:所長 林 楊哲)
⑥「Toward Carbon Neutrality」(川崎重工業株式会社:水素戦略本部プロジェクト総括部総括部長 吉村健二)
⑦「Ammonia Value Chain and Ammonia Power Generation for Carbon Neutrality」(石川島播磨重工業:技術開発本部技監 藤森俊郎)
⑧「Japan Hydrogen Forum」(日本水素フォーラム:チェアパーソン 横尾将士)
⑨「Tohoku University’s initiatives」(東北大学流体科学研究所・クリーン燃料アンモニア協会:教授 小林秀昭) ※敬称略