プロに習う!クラフトの作り方
クロッシェ
没頭できるクラフトのひとつと言えば、編み物。クロッシェは編み棒を2本使う棒針編みと異なり、編み棒は1本しか使わず、より簡単。鎖編みや細編み、長編みなど編み方によって、シンプルにも凝った作品にもできます。セーターなどの衣服から編みぐるみやバッグといった雑貨まで楽しみが広がります。
クロッシェは、編み棒の大きさや毛糸の種類は多岐にわたり、どの組み合わせを選ぶかは作品の出来上がりに大きな差を生む。メッシュのようにして抜け感を作るか、しっかりめに隙間なく編むか、どんな糸を使うかによっても左右される奥の深い世界。
毛糸と編み棒があれば、いつでもどこでも楽しめるクロッシェを、ぜひこの機会に楽しんでみてはいかが?
今回、実用的でビギナーも挑戦できるクラフトとして髪ゴムを使った簡単なシュシュの作り方を教えてもらったのは、クロッシェ作家のアイコさん。昨秋はAAPIクラフト・ショーやあやめ会のバザーなどに出店し、今年に入ってオンライン・ストアも開設した。コロナ禍の今、新たな取り組みとしてZoomでのオンライン講座を開始。新しい素材を使ったクラフト制作にも挑戦するなど、作品の幅を広げながら活躍している。最近はポリマークレイを使ったピアス作品の販売もスタート。桜や梅の花、亀の甲羅、波模様など和のデザインや色味を意識しており、ピアスでもイヤリングでもどちらでも対応している。
髪ゴムで簡単!シュシュ作り
材料
髪ゴム、毛糸、編み針、Lサイズ8ミリの編みかぎ針
作り方
①最初にスリップノットという結び目を作ったら輪っかに編みかぎ針を通す。髪ゴムを交差させ、2回鎖編みをする。
②髪ゴムの内側から毛糸を拾う。髪ゴムの外側で左手の毛糸を拾い、編みかぎ針にループする2本目まで通す。同様に毛糸を拾い、残りの2本に通し長編みを繰り返す。
③左手の毛糸はフックを上に向けながら拾い、ループに通す時はフックを下に向けると編みやすい。ある程度進んだら、編み目を詰めてシュシュに成形する。
④編み始めた時の穴にスリップノットで結び、余分な糸は切る。
1対1のZoom講座付き!ビギナーキット販売中
編みふきんを作ってみよう! キットには、かぎ針、手芸針、毛糸などが含まれ、購入すると1時間のZoom講座を受講できる。キットが届いた後、予約ができるようになる。1時間の受講は、1回でも30分ずつ2回の受講に分けてもOK。
スケジュール:予約制(英語のみ、対象年齢12歳以上)
料金:$30(送料無料)
問い合わせ:aikrochet@gmail.com
詳細:www.aikrochet.com/items リンク先Learn with Me! より
アイコ・ミズモリ・キャンフィールド■シアトル在住の日系4世でワシントン州日本文化会館(JCCCW)のスタッフ。同じように編み物が好きだった祖母はミニドカ強制収容所に送られた経験を持つ。大学在学中の2017年にクロッシェを始め、2019年からAikrochetの屋号で活動。
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