歯と自信を再生する、歯周病治療の専門医
ノース・シアトル・インプラント&歯周病歯科
2年前に近隣から移転した新オフィスは、広い駐車場を備え、I-5の最寄り出口から車で約5分 とアクセスも良好。ショアライン・ノース/185th駅に接続する最寄りのバス停からは徒歩約3 分で、公共交通機関でも通いやすい。歯科医師で歯周病とインプラントの専門医でもある長友 加奈子先生は、歯周病治療やインプラント治療、歯周組織再生治療を専門とする。日米両国の歯 科医師資格を持ち、日本人患者も多く訪れている。
また、同じフロアの向かいには、補綴専門医でありワシントン大学歯学部フルタイム教授の 陳延維先生のクリニックがある。インプラント治療では、歯周外科と補綴治療の連携が不可 欠だ。同じ場所で専門医同士が協力することで、患者は複数の医院を行き来することなく、包括的な治療を受けることができる。歯周病専門医が外科処置を担当し、補綴専門医が最終的な噛み合わせや審美性を設計することで、機能面と審美面の両方に配慮した質の高いインプラント 治療が可能となる。
「こんな状態になるまで放置して恥ずかしい」と後悔を口にする患者も少なくない。しかし、 同院ではそうした思いにも丁寧に寄り添う。歯のトラブルは不摂生だけが原因ではなく、歯周 病になりやすい体質や真面目に磨きすぎた結果であることもあるという。
「沈黙の病」歯周病が全身に及ぼす影響
初期症状が乏しい歯周病はサイレントディジーズ(静かなる病)とも呼ばれる。進行すると歯 を支える骨が徐々に溶け、最終的には歯を失うこともある。歯が動く、口の中が粘つく、口臭が 気になる、歯茎が下がるといった症状が現れたら、早めの受診を心がけたい。
歯周病は口腔内の問題だけにとどまらない。歯周病による慢性的な炎症が全身の健康に影 響を及ぼす可能性があり、脳梗塞や心疾患などとの関連も示唆されている。特に糖尿病との 関連は深く、歯周病を適切にコントロールすることで、血糖値の指標であるヘモグロビンA1c (HbA1c)の改善が期待されている。
歯周病を適切に治療し管理していくことは、将来の健康を守るための重要な一歩でもある。 症状が進行し、やむを得ず抜歯となる場合には、インプラント治療などによる咀嚼機能の回復が 有力な選択肢となる。
インプラント治療の大まかな流れ
重度の歯周病により、全ての歯を抜歯後、インプラントで再建
インプラント治療の流れは症状や骨の状態によって異なる。抜歯を行った場合、その部位の 骨の状態に応じて人工骨を補填するなどして骨の回復を待つ。十分な治癒期間(通常3カ月か ら6カ月程度)を経てインプラント体(人工歯根)を埋入し、その後さらに3カ月ほどの治癒期間 を置いてからクラウン(人工歯)を装着する。
症例によっては抜歯とインプラント埋入を同日に行い、治療期間を短縮できることもある。 一方で骨が著しく不足している場合は、骨誘導再生法(GBR/ガイデッド・ボーン・リジェネレー ション)などの骨再生治療を先に行い、骨の回復を待ってからインプラント治療へ進むなど確実 性を重視した治療計画を立てて進めていく。
先天性欠如歯により足りない左右の側切歯にインプラントを用い た例
現在、インプラント治療の成功率 は症例や条件によって異なるが、一 般的にはおよそ95%から99%前後 と報告されている。同院では、スイ スの歯科インプラントメーカーであ るストローマン社のチタン製インプ ラントを採用。
治療期間中も見た目を損なわな いよう着脱式の仮歯などを用いる ことも可能で、機能性と審美性の両 面から患者をサポートしている。ま た、治療に強い不安を感じる患者に は静脈内鎮静法(アイ・ブイ・セデー ション)という選択肢もあり、うとう ととしたリラックスした状態で処 置を受けることができる。
「磨きすぎ」が原因?
歯肉移植(ガムクラフト)という選択肢
もともと歯茎が薄く、下がってしまった歯茎を、歯肉移植 (ガムグラフト)で健やかに再建
「一生懸命磨いているのに歯がしみる」。そ の原因は、もともと歯茎が薄い体質や、歯並び によって根元が露出している場合、ブラッシン グ圧が強すぎたり角度が不適切だったりする ことで歯肉の退縮(リセッション)が起きてい る可能性がある。
こうしたケースに対する治療法の一つが歯 肉移植(ガムグラフト)である。上顎などから 健康な組織を採取し、露出した歯根部に移植す ることで、歯茎の厚みや高さを回復させる。こ の処置は歯を支える骨を傷つけず軟組織のみ を再建するため、術後に歯がぐらつくなど、安 定性が大きく損なわれる心配は少ない。
歯科矯正のために、歯茎の厚みと高さを再建したケース
「木を見て、森を見る」包括治療を目指す
歯科教育が「1本の歯をどう治すか」を重視するのに対し、専門医教育は「口腔内全体をどう治療す るか」、といった多角的な視点を養う傾向があるという。東京医科歯科大学在学中、アメリカで研けんさん鑽 を積んだ医師が講演でこの視点を「木を見て、森を見ること」と表現した言葉は長友先生の心に今も 残っている。
ワシントン大学での博士研究員時代には、のちにアメリカ国立衛生研究所(NIH)の要職を務める教 授の研究室に所属。インプラントに頼らない歯の移植法を模索するため、象牙質関連遺伝子を欠損さ せたマウスモデルを用い、歯の形成過程における遺伝子機能を研究した。
世界最高峰の環境で歯周組織の本質と向き合い、「森を見る」視点から多角的なアプローチを吸収し てきた。ワシントン大学で学んだ日々は、難しい症例に直面しても「こうすれば治療できるのか」と道 が開ける瞬間の連続であった。その経験は今、確かな判断力となって患者と向き合う礎となっている。
「患者の一人」ではなく「一人の人間」
最善の治療が、必ずしもすべての人にとっての正解とは限らない。目の前の患者を大勢の 中の一人としてではなく、一人の人間として向き合い、予算や生活背景も考慮しながら現実的 で持続可能な治療方針を組み立てることを大切にしている。
長友先生にとって最もうれしい瞬間は、治療を終えた患者が整った歯を見て喜び、笑顔でか かりつけ歯科医のもとへ安心して戻っていくときだという。
食べることは、生きることそのもの。歯を治すことで食事が楽しくなり、笑顔が増えれば、 人生の質も変わる。「歯の健康は全身の健康にもつながる。長く自分の歯で食べられる人生 を支えたい」と長友先生は話す。
長友加奈子■米国歯周病・インプラント学会認定専門医。新潟大学歯学部を卒業後、 東京医科歯科大学大学院にて歯周病学の博士号を取得。その後、ワシントン大学歯学 部で歯周病専門医課程を修了し、修士号を取得。研究分野は歯の再生および移植に 特化しており、その成果は米国歯周病学会(アメリカン・アカデミー・オブ・ペリオドントロ ジー)が主催する研究コンペティションで最優秀賞を受賞。現在は歯周病治療およびイ ンプラント治療を専門に診療を行い、患者一人一人に最適な高品質の治療を提供。機 能性と審美性を両立させた丁寧な治療により、多くの患者から厚い信頼を得ている。
North Seattle Implants & Periodontics
1222 N. 185th St., #102, Shoreline, WA 98133
営業時間:火 9am〜4pm、水木7am〜4pm 定休:金〜日 ※月曜日は完全予約制
問い合わせ:☎︎206-953-5799、office@NSeattle.com
https://northseattleperiodontics.com instagram:@northseattleperiodontics

















