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「わかりました」もさまざま

第27「わかりました」もさまざま

Question:

相手の言ったこと、説明したことに対して「わかりました」というとき、「understand」の現在形と「understood」の過去形の両方が使われるようですが、その違いは何ですか。また、ほかの英語表現についても教えてください。

Answer:

(I)understood」のほうが、はっきりと「わかりました」というニュアンスになります。「(I)understand」だと、「ああ、そうですね」といった感じです。「I」は付けない場合が多いです。同じように「(I)got it」という言い方も一般的です

このほか、状況に応じて「わかりました」もいろいろです。たとえば、上司から「Please submit this document by tomorrow afternoon.(明日の午後までにこの書類を提出して)」と指示が出た際に、部下は「Yes, sir(ma’am), I will.」と応じられます。ひと言で「Surely.」または「Certainly.」と言っても、「わかりました」という気持ちを表わすことができます。喜んで「わかりました」と答えるときは「I’ll be more than happy to〜」とするといいでしょう。このほか、長々と何かを説明する相手に「あなたの言いたいことはよくわかりました」と伝えたいときは「I got your point.」とも言えます。

エミ・ ランドグレン
旧満州生まれ。西南学院大学(福岡市)、ハワードペイン大学(テキサス州)を卒業。メリーランド大学(メリーランド州)極東支部で7年間、日本語教師を務めた後、米国連邦政府(国防省、財務省、法務省)に約30年間勤務する。日本、フィリピン、グアンタナモ・ベイ(キュー バ)を経てシアトルで22年間暮らす。現在、東京都稲城市在住。趣味は生け花。