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うつ症状のある友人

サークル関係で知り合った友人が、うつを患っているそうです。薬だけでなくアルコールにも依存していて、時に暴力的な言葉を吐くので、私も傷つくことがあります。理解しようと頑張っても裏目に出てしまうのですが、どうしたら良いでしょうか。
(狭間/女性/日本)

狭間さん、こんにちは。相談コーナーへの投稿ありがとうございます。

これはとても微妙な話になってきますね。本人からしたら、なんとか良くなりたいと思っているだろうし、人とコミュニケーションを取りたいからこそ、内にこもらずに、狭間さんのような友人を作っているんですものね。ただ、やはり傷ついているのは問題のように思います。

「それは、ドライなんじゃないか?」と、異論もあるかもしれないけれど、適度に付き合ったらどうでしょうか。私はそう思います。

頑張っているという理解は、そこにナチュラルさはなくて、確実にあなたに負荷がかかっています。どんなことでも、「ねばならない」は捨てるべきです。長くは続きません。やはり、そこは切り離すべきです。

私はカウンセリングの仕事もしていますが、カウンセリングを引き受ける方とそうでない方は正直おります。身内、友人関係は仲間のカウンセラーにカウンセリングをお願いするんですね。カウンセラーとクライアントの関係だと、お互いに甘えが出ずに済みます。甘えが出るとカウンセリングしづらいというだけでなく、中途半端になってしまい、最終的に相手のためにならないと思っているのです。うつは微妙な病ですから、焦らず時間をかけて治療していくものなのです。

うつにもいろいろあると思うのですが、私の知り合いでも、アルコールを飲んでいるからなのか、話したことを毎度覚えていないという人がいます。その人も周囲の人を傷つけている姿を見ますが、誰彼構わずに傷つけるわけではなく、特定の人のみがターゲットにされています。

要するに優しい人に反撃するのです。これは幼児性も含んでいると私は捉えています。ここですよね。攻撃されたら、人は心が痛いに決まっている。それでも我慢しなければいけないのかって話です。そうなると、本人には申し訳ないけれど、やはり適度にしたらいかがですか、とアドバイスします。

話は少し飛びますが、人間の体内を構成する7割は水分です。その水ですが、実は言葉で傷つくことによっても濁るのです。逆に美しい言葉は体内の水分を美しくします。だから、人から攻撃されるのはやはり避けるべきなんですよ。

とはいえ、その方からしたら、狭間さんはありがたい存在。失礼なことを言いましたけれど、向き合ってあげられるのなら、狭間さんが「フル充電」して常に元気でいることです。元気だと人は痛みを感じにくいもの。そしてもうひとつは「期待をしない」ということ。期待をすると、その分悲しい気持ちになりますものね。

今回のケースでのうつ症状は、軽いイメージではなかったので、このような回答をさせてもらいました。狭間さん、まずは自分を労って、セルフラブしてくださいね。

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[お役割]

通称みやこ。1967年生まれ。三重県出身、九鬼水軍の子孫。『13の性格』著者。オリジナルの人間学「13導」を用いて、「みんな違ってみんないい」をモットーに資質、才能を伝える。現在は名古屋にオフィスを構え、自称「御用聞き」としてお悩み解決に国内外を飛び回り、若いスポーツ選手や経営者をもチャンスへと導く。最近では、良き日本文化を海外へ広める社会貢献としての活動も行う。自身のお役割は8番の「交流」。リモートによる社員研修や個人セッションをインスタグラム(@miwa_micco)で受け付ける。