今の世の中、日本で手に入らないものなんてほとんどないと思っていませんか? それが意外とあるんです! シアトルで14年間暮らしていたあいかさんに、帰国を考えたら買いだめ、食いだめ、利用しておきたい帰国者の“あるある”をシェアしてもらいます。
あいか
2005年、留学を機にシアトル生活開始。
日本の大学で勉強したいという夫の意向もあり、2019年に夫婦で帰国。
現在は育児に奮闘中!
フード&ドリンク
ディックスのハンバーガー
1954年にウォーリングフォードで初の店舗をオープン以来、シアトル発のローカル・バーガー店として多くのファンを持つ。このシンプルさが、なかなか日本では見つからない! ワシントン州内に7店舗あり。
Dick’s Drive-In
営業時間:10:30am〜2am
料金:ハンバーガー$1.70〜
☎️206-634-0300
www.ddir.com
ベトナム麺料理のフォー
シアトルでは多くのベトナム系レストランが店舗を構えるインターナショナル・ディストリクトのみならず、各地にフォーの名店あり。お酒のあとのシメはラーメンではなくフォーがツウな感じ。
Lucky’s Pho
3414 Fremont Ave. N., Seattle, WA 98103
営業時間:11am〜9pm
料金: レギュラー・フォー$9.75〜
☎️206-547-5125
www.facebook.com/luckysphofremont
本格的なメキシコ料理
日本でも都心では見かけるようになったメキシカン・レストラン。とはいえ、まだまだ少ないのが現状だ。アメリカの街角で味わうフード・トラックのタコスは、ジャンク感満点でヤミツキに。
Taqueria Los Chilangos
トラックは州内3カ所、ファーマーズ・マーケット7カ所に出店
営業時間:店舗により異なる
料金:セット価格$12.75〜
☎️425-221-7623
www.loschilangos.com
レイチェルズのジンジャー・ビア
シアトル生まれのジンジャー・ビア専門店。フルーツの甘さの中にショウガの辛さが利いたカラフルなノンアルドリンクは、日本にはない思い出の味。ワシントン州内に4店舗あり。
Rachel’s Ginger Beer
営業時間:店舗により異なる
料金:ジンジャー・ビア$5/12オンス〜
info@rachelsgingerbeer.com
https://rachelsgingerbeer.com
日用品
CBD成分配合製品
大麻草由来の成分を使った製品は主に身体の鎮痛効果や調整機能が期待され、日本でも耳にするようになってきている。シアトルではドラッグストアなどで安価に手に入るが、お土産にする際はFDA(米食品医薬品局)のウェブサイト(www.fda.gov)で規定の確認を。
シアトル土産はコーヒーで決まり!
コーヒーの街、シアトルではコーヒー豆はもちろんのこと、地元限定の関連グッズもたくさん。マグやタンブラーは手軽なお土産として誰にでも喜ばれる。
豊富なサニタリー用品
生理用品はアメリカより日本のほうが使いやすいものが多いというのはひと昔前の話かも。特にタンポンの種類は選べないほどバラエティー豊か。帰国前に買いだめ必須!
実用性が高く、しかも安いエコバッグ
トレーダー・ジョーズなど、今や日本でもロゴだけで認知されるようになったアメリカの人気スーパーマーケットはエコバッグもスタイリッシュ。日本で買えばひとつ1,000円以上のものも、99セントからそろう。
Withコロナの必需品ハンド・サニタイザー
フレグランス付きの消毒液が日本には少ない! コロナ終息後も使えるので、持ち歩き用の小さなボトルを多めに買っておこう。
スーパーでまとめ買いするならナッツ類
ナッツ類は日本でも手に入るが、かなり割高。種類も限られており、アメリカでの品ぞろえには遠く及ばない。長期保存できるので帰国時の持ち帰りにも便利。
制度・サービス
返品が簡単
日本では自分の判断で購入したのだからと、ついつい諦めることもある返品・交換だが、アメリカでは消費者にとって当たり前の権利のひとつ。大型チェーン店では専用カウンターが設置されていることが一般的で、処理もスピーディーだ。
ペットに優しい環境
シアトルにはペットを飼っている人にうれしい施設やサービスがいっぱい。動物病院やペット・グッズの店が充実し、レストランやバー、カフェなども屋外席であればペット連れで利用できる場合が多い。
広々とした道・大きな公園
アメリカの道の広さは日本と比べ物にならない。シアトルは都会の雰囲気がありながら、車を20分も走らせれば、東京ドーム何個分あるかわからないほど広大な公園で自然に触れることができる。