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あなたの子どもは大丈夫? 子どもの自殺を予防するために知っておくべきこと

子どもとティーンのこころ育て執筆者の長野弘子さんを招いて、子どもとティーンの自殺とその予防についてにオンライン講座を開催します。

「あなたの子どもは大丈夫? 子どもの自殺を予防するために知っておくべきこと」
開催日時: 2021年5月16日(日)午後1時~2時30分
開催方法: Zoomによるオンライン開催。参加チケットご購入後に、Zoomのログイン情報を含める詳細をEメールにて連絡します。
参加費: 20ドル
問い合わせ: info@soysource.net

参加チケットは下のフォームから購入してください。

イベント概要

アメリカでは、ティーンの5人に1人が真剣に自殺を考えたことがあるという調査結果が出ています(*1)。「まったく気づかなかった」、「そんな素振りを見せたことはなかった」ー 自殺願望を打ち明けたり自殺未遂をしたティーンの保護者からよく出てくる言葉です。思春期の子どもは、ちょっとしたことにブチ切れたり過剰に落ち込んだり、感情の起伏が激しく衝動的なのは珍しくありません。だけど、ただ一時的に落ち込んでいるだけなのか、それとも自殺を考えるほど精神的に追い詰められているのか、判別することはできますか?

自殺未遂をしたティーンの実に8割は、自殺についての兆候を示すか周囲に自殺をほのめかしていたという調査結果が出ています(*2)。しかし、自殺の兆候がどういったものかを知らないでいると、見過ごしてしまう場合がほとんどです。このセミナーでは、ティーンの自殺に関する誤解、自殺の兆候を具体的に説明し、自殺の兆候があった場合どう対応すればいいのかという、効果的な予防法までを分かりやすく解説します。

特に、コロナ禍で社会的なつながりが希薄な状態が長く続いており、気分の落ち込みから抜け出せずに苦しんでいるティーンが増えています。ティーンの場合は大人よりも、さらに衝動性が強く、親との喧嘩、恋人との別れ、友人関係などがきっかけで、ほんの数分目を話したすきに、、、というケースがとても多いです。こうしたティーンの特徴、自殺に関する誤解、自殺の兆候を知っているだけでも、自殺を予防する確率がぐんと高まります。自分の子どもだけではなく、コミュニティにいる子ども達の命をみんなで守っていけるような情報を共有していきませんか。

  1. https://www.pbs.org/newshour/show/nearly-1-in-5-teens-seriously-considers-suicide-can-schools-offer-relief
  2. https://www.doh.wa.gov/Portals/1/Documents/Mtgs/2018/CHWConference/WatchForSIgns-YouthSuicide.pdf

講師紹介

長野弘子(米ワシントン州認定メンタルヘルスカウンセラー / 認定ID: LH60996161)

NYと東京をベースに、15年間ジャーナリストとして多数の雑誌に記事を寄稿。2011年の東日本大震災をきっかけにシアトルに移住。自然災害や事故などでトラウマを抱える人々をサポートするためノースウェスト大学院でカウンセリング心理学を専攻。シアトル地域の大手セラピーエージェンシーで5年間働いたのちに独立し、大人から子どもまで、さまざまな心の問題を抱える多くのクライアントに対してセラピーを提供しているほか、『ニューズウィーク・ジャパン誌』やシアトルの生活情報誌『ソイソース』にメンタルヘルス関連の記事を多数寄稿、またセミナー講師としても活躍している。ご相談はお気軽にhiroko(at)lifefulcounseling.comまで。

ウェブサイト:http://www.lifefulcounseling.com

連載記事:シアトル発 マインドフルネス・ライフ|World Voice|ニューズウィーク日本版 (newsweekjapan.jp) / 子どもとティーンのこころ育て | シアトルの生活情報誌「ソイソース」 (soysource.net)

参加お申込み

「あなたの子どもは大丈夫? 子どもの自殺を予防するために知っておくべきこと」開催日時: 2020年5月16日(日)午後1時~2時30分
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