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「ジャパンフェア」体験レポート〜Editor’s Note スタッフこぼれ話

「ジャパンフェア」体験レポート

迫力満点 シアトル古今太鼓によるパフォーマンスに人だかり

7月8日・9日にベルビューのメイデンバウアー・センターで開催された「ジャパンフェア」は、日本の文化や製品を広く紹介するコミュニティー・イベント。音楽や武道のパフォーマンス、食べ物・飲み物の販売、さまざまなワークショップなどが行われた。ソイソースを始め、地元の日系ビジネス・団体のブースも多く出展。会場には、子どもからお年寄りまでダイバーシティーに富んだ約2万8,000人が来場し大盛況となった。

子どもの笑顔にほっこり

ソイソースは読者投稿欄「ぼくのえ、わたしのえ」、「みんなの広場」の出張コーナーを設けた。「夏」をテーマに絵を描いてもらった「ぼくのえ、わたしのえ」では、子どもたちの絵心の詰まった独創的な作品ばかり。どれも、これから子どもたちがどんな夏を過ごすのか、想像できるような絵に仕上がっていた。「私、お絵描き大好き!」と満面の笑みを浮かべる4歳の女の子など、みんなかわいくて仕方がない。とても心温まる時間だった。

カラフルなクレヨンで子どもたちがそれぞれ想像を膨らませて絵に仕立てる

日本酒の試飲に大行列

いちばんのお気に入りの日本酒くろさわ

行列がひと際目立っていたのがCO-HO IMPORTSによるブースだ。1ドルでたくさんの種類のお酒を試せるということでワクワク。入り口ではシアトル日本料理店協会会長の末次毅行シェフがお出迎え。ほうれん草味噌が上品な大根の田楽が振る舞われた。日本酒は吟醸、大吟醸、純米、さらに辛口、甘口などと、自分好みの銘柄を見つけられる。シアトルの姉妹都市、神戸のお酒もあった。黄桜による抹茶やゆず香る変わり種クラフトビールがまた絶妙。個人的に気に入ったのは、くろさわのにごり酒だ。フルーティーかつクリーミーな口当たり、少し酸味のある甘みが特徴的で、うま味をしっかりと堪能できた。


吉田七泉■
2001年生まれ。岩手出身。10 歳からシアトル郊外にて家族と暮らす。2023 年現在、シアトル大学の4 年生。趣味はスイーツ作りで、いつか自分でもおいしいレシピを考案したい。


白木満海■
ニュージーランドの高校とアメリカの大学を卒業。趣味はドラム、バスケットボール、絵。一度決めたことはどんな困難があってもくじけないで最後までやり通す。夢はシアトルでおにぎり屋さんを開くこと。