不動の人気キャラクターが大集合 ジャパンウィーク

ドラえもんの原作は、藤子・F・不二雄先生によるギャグ漫画で、1969年に連載が始まり1979年にアニメ化された。2112年9月3日生まれのネコ型ロボットで、未来からのちに親友となるのび太のもとへと送られた。ドラえもんのおなかのポケットには未来の道具が約2,000個あるとされており、ジャイアンにいじめられるたび道具を出してのび太くんを助ける。なかでも空を飛べる「タケコプター」は登場回数が最も多い道具だ。
ドラえもんといえば、鈴のついた赤い首輪と耳のない丸い頭が愛らしく、よく「たぬき」と間違えられる。妹のドラミちゃん同様、元々は黄色で耳もあったが、ネズミにかじられてなくなってしまい、ショックで青くなり、以来ネズミが大の苦手に。好きな食べ物はよくおやつに食べているどら焼きだ。現在も放送中で多くの人に親しまれているドラえもんにこれからもさまざまな道具で夢や希望を与え続けてほしい。

「キティちゃん」の愛称で親しまれているハローキティこと「キティ・ホワイト」は、1974年11月1日、イギリスのロンドン郊外で誕生したペルシャネコ。左耳の赤いリボンがトレードマークで、その愛らしい姿は老若男女問わず大人気！ 膨大なキティちゃんグッズはなんと130カ国で販売されているという。家族構成は、おじいちゃんのアンソニーとおばあちゃんのマーガレット、パパのジョージとママのメアリー、そして右耳に黄色いリボンをつけた双子の妹のミミィちゃん。誕生日にパパから贈られたペットのネコ「チャーミー」を飼っている。また、ボーイフレンドは前髪がツンと立ったダニエルくん。音楽と英語が得意で夢は詩人かピアニストになること。好きな食べ物はアップルパイで、身長はりんご5個分、体重はりんご3個分とサイズ感も愛らしい。多くの著名人にも愛され、「かわいい」の象徴として、ハローキティの人気は今後も衰えることはなさそうだ。

ガンダムシリーズは「宇宙世紀」と「宇宙世紀以外（アナザー）」の2つの作品群に分かれる。宇宙世紀シリーズは1979年に『機動戦士ガンダム』のタイトルで初めてアニメ化され、地球連邦軍に所属する主人公のアムロ・レイと宿敵ジオン公国のシャア・アズナブルを中心に描かれる。シャアのパーソナルカラーは赤で「赤い彗星」と呼ばれる専用モビルスーツに乗る。彼の最強機体である「サザビー」は、「ニュータイプ」と呼ばれる特殊能力を持つ者のために開発された。ガンダムファンを魅せて止まない理由の1つに、ガンプラと呼ばれるプラモデルの存在がある。1980年代に発売されて以来、その精巧なデザインは実際のロボットデザインにも影響を与えたほど。2009年から東京・お台場に建つ実物大のガンダム像もその象徴だ。現在は初代に代わってガンダムシリーズの中でも国内外で認知度の高いユニコーンガンダムがそびえ立ち、変身演出で人々を魅了している。