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イーストサイドの新スポットを大解剖 〜グルメ編①

BELLEVUE

トレンドのベトナミーズ・カフェ
コーヒーホリック・ハウス

にぎやかなオールドベルビューの通りに店を構える

2020年 創 業 の コ ロ ン ビ ア シティー1号店が、ベトナミーズ・カフェ・ブームを牽引。その立役者となったオーナーのチェン・ディエンさん、カオさん夫妻は今年、『フォーブス』誌のローカル部門「30 UNDER 30(世界を変える「30歳未満の30人」)」にも選出されている。今年6月、3店舗目となるベルビュー店で、初のイーストサイド進出を果たした。

ベトナムから輸入したロブスタ種を使う本格的なベトナム・コーヒーを中心に、オリジナルの創作ドリンクも多数。たとえば、「コーヒーホリック・ドリーム」は、ベトナミーズ・コーヒーをベースに、チーズ・フォームがトッピングされた同店のシグネチャーだ。バインミー・ベーグルなどの軽食も併せてご賞味あれ。

▲コーヒーホリック・ドリーム$6.50/16oz (右)
バインミー・ベーグル$8.99(左)

 

Coffeeholic House Bellevue
10000 Main St., #103, Bellevue, WA 98004
営業時間:8am~5pm
☎425-590-9916
https://coffeeholichouse.com

◀︎オリジナル・グッズやコーヒー豆も販売

BELLEVUE

日本の和スイーツ文化を発信
ナナズ・グリーン・ティー

木のぬくもりを感じられる店内カウンター含め全35席が設けられている

シアトルのダウンタウン近くにワシントン州1号店がオープンしてから早5年。待望の2号店が今年1月、オールド・ベルビューに開店した。ドリンク各種に使われるお茶の産地を指定できるのが、ベルビュー店のこだわり。「ほうじ茶は京都、鹿児島から、抹茶は京都、三重、静岡からそれぞれ選べます。抹茶ラテの甘さ調整も、ベルビュー店では可能ですよ」と、ゼネラル・マネジャーのリンジーさん。

◀︎ほうじ茶ラテ(Sサイズ)$5.99

また、シアトル店ではチキン南蛮やカレーなどの食事メニューが評判だが、その代わりにベルビュー店はオリジナル・メニューで勝負する。通常の1.5倍はあろうBIGサイズのクロワッサンは、プレーン、抹茶、黒ゴマの3種類を用意。毎朝、店内で手作りしているおにぎりも支持が厚い。どちらも小腹を満たしてくれる強い味方だ。


▲クロワッサン(抹茶/黒ゴマ)各$6.50

週末は常に行列となるものの、平日のオープン直後か午後6時以降は人出もそれほどではなく狙い目。同じビル内に駐車場があり、会計時に申し出ると2時間無料になる。

常時 6種類が並ぶおにぎりで、いちばん人気はサーモン・イクラ($6)

Nana’s Green Tea Bellevue
16 103rd Ave. NE., Bellevue, WA 98004
営業時間:10am~9pm
☎425-590-9715
www.nanasgreenteaseattle.com

 

REDMOND

濃厚豚骨スープが決め手
のぶる

広々とした店内カウンター席のほかボックス席が並び日本の外食チェーンを思わせる

レドモンドのダウンタウン北東にある映画館、リーガル・ベラ・ボッテガの隣に、今年9月開店したばかりの新顔。オーナーは、シアトル圏で複数のタイ・レストランを35年以上経営し、ロサンゼルスと東京で日本食を学んだタイ人のプンヤ・ティピャソティさんだ。

注文は入り口のタッチパネルで入力するシステム。人気のラーメン「のぶるブラック」は、濃厚な豚骨スープに焦がしニンニク油が加わり、塩気がちょうど良く最後まで飲み干せる。ラーメンと一緒に注文したい寿司や丼物、サイド・メニューもずらり。特に「ハマチ・ハラペーニョ」は、厚めのハマチの刺し身にハラペーニョとフライドオニオン、パクチーをトッピングした、プンヤさんの自信作だ。また、カラフルなトビコ丼($13)は、SNSで注目を集める。そのほか、ミルクレープ、日本風チーズケーキもぜひ試して欲しい。

▼ハマチ・ハラペーニョ$20
Noburu
8900 161st Ave. NE., #170,Redmond, WA 98052
営業時間:月~金11am~2:30pm/
4:30pm~9pm、土日11am~9pm
☎425-202-7231
https://nobururamen.com

◀︎のぶるブラック$16

REDMOND

揚げたてのカツに虜!
こぶたとおおかみ

絵本のタイトルを彷彿させるかわいらしい看板

今年5月、キャピトルヒルに続き、レドモンドに2店舗目がオープン。平日でも店内はほぼ満席状態の繁盛店は、もともと家族経営のタイ・レストランだったが、日本食に方向転換して成功を収めた。ユニークな店名は、童話「三びきのこぶた」のキャラクターを経営陣にたとえてのこと。

「私は、おおかみね」と笑いながら話すのは、共同経営者のスー・フクソファさん。日本が大好きで、大阪、東京、北海道などを訪れ、カツの作り方を聞いて学んだ。「揚げたてを味わって欲しい」との思いから、持ち帰りの注文は受け付けていない。

◀︎ヒレ味噌カツ定食$22

その理由に納得。カツは衣がサクサクして、日本人の舌を満足させるおいしさ。名古屋味噌、大根おろし、変わり種のトマトチーズなど、いろんなソースが選べるカツ定食各種はいずれも、ご飯と味噌汁、小鉢が付く。テーブルに常備される基本のソースは酸味が少し強めで、揚げ物とベストマッチ! カツカレーやカツ丼もあり、試してみたくなるメニューばかり。日本酒の種類も豊富だ。

食事時は駐車場の混雑が予想される。車で訪れる場合、時間を少しずらして来店したほうが良いかもしれない。

▼黒豚カツ定食$26


Kobuta and Ookami Redmond
17026 Avondale Way, Redmond, WA 98052
営業時間:火~木11am~3pm/5pm~9pm、
金土11am~3pm/5pm~9:30pm、日12pm~3pm/5pm~9pm 定休:月☎425-522-4612
www.kobutaandookami.com