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ワシントン大学ボタニック・ガーデンに行ってみよう

ワシントン大学ボタニック・ガーデンは、ワシントン・パーク・アーボリータムとセンター・フォー・アーバン・ホーティカルチャーの2つの敷地を運営している。今回は後者を訪問した。敷地内には、メリル・ホール、管理事務所、エリザベス・C.ミラー 図書館、ハイド植物標本館などがあり、すべて無料で一般公開されている。ユニオンベイ・ナチュラルエリアはワシントン湖の近くに位置し、バードウォッチングのスポットとしても有名。駐車場スペースは広く、犬が駆け回れる芝生もあり、広々としていて週末のお出かけにもおすすめだ。

楽しみ方いろいろ

・バードウォッチング
双眼鏡を持参すれば、ユニオンベイで鳥の観察ができる。これまで約200種類以上もの鳥が観察されている。

高さが3~5mにまで生長する竹を発見
筆者が購入した竹に関する本

・ツアーに参加する
施設内ではいくつものツアーが開催されている。グループの場合は、各グループ150ドルからのプライベート・ウォーキング・ツアーがあり、約90分間、トレーニングを受けたガイドの案内で敷地内を探索できる。個人の場合は、ガイド付き音声の貸し出しがあるため、園内マップを印刷して持参するか現地でマップ付きのチラシを入手し、楽しむことができる。

・図書館でひとやすみ
ガーデンニング技術や庭園コレクション、世界中の植物に関する歴史など15︐000冊を超える書籍と約400冊の雑誌が収蔵されている。筆者が訪れた際は、古本が50%オフで購入できるブック・フェアが開催されていた。

園内全体の風景

ガーデニング・ボランティアに参加

年齢、性別、職業問わず、ガーデンニング初心者から経験者まで、誰でも歓迎!

ベイリーフの木を剪定中
土にもっとミネラルを石炭を量って土にまく

必要な道具は貸し出してくれるので、当日は動きやすく汚れてもいい靴と服を着用して行くだけ。ワシントン大学の農園は、マーサー・コート、マクマホン・ホール、センター・フォー・アーバン・ホーティカルチャーの3カ所にあり、参加する日によって、活動場所や仕事内容は変わる。収穫した農作物や種を持ち帰れる時もある。

参加した2月後半は、本格的なガーデニング・シーズンに向けて、畑の掃除、土の手入れ、木の剪定、草むしりをした。最初に行った土の手入れでは、ミネラルがたくさん含まれた石灰をまいた。土壌や水の酸性度を下げるため、雨がよく降るシアトルでは欠かせない作業だそう。次は、ベイリーフの木の剪定。不要な枝の見分け方を初心者にもわかりやすく説明してくれたため、各自で作業を進められた。剪定されたベイリーフはボランティアたちが持ち帰った。最後に、畑の草むしりと道具の片付けをして解散。

集まったボランティアのメンバーたち

ボランティアを一番必要とする時期は、夏の7月から9月にかけてだそう。参加申し込みはUWボタニック・ガーデンズのウェブサイトから簡単に行える。ガーデニングに興味はあるけど、なかなか自
宅では、始められない方におすすめ!

University of Washington Botanic Gardens

Arboretum: 2300 Arboretum Dr. E., Seattle, WA 98112
Center: 3501 NE. 41st St., Seattle, WA 98195
開園時間:8am~8pm
入園料:無料
☎206-543-8616、uwbg@u.washington.edu
https://botanicgardens.uw.edu