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サウンド・オブ・ミュージック

サウンド・オブ・ミュージック
(Rodgers and Hammerstein’s The Sound of Music)

子どもから大人まで楽しめる、ホリデーシーズンにピッタリのミュージカル、『サウンド・ オブ・ ミュージック』が、フィフスアベニュー・シアターで、2016年1月3日まで公演中だ。

©Mark Kitaoka
©Mark Kitaoka

同作は、1965年公開のジュリー・アンドリュース主演の同名映画がよく知られているが、実は舞台ミュージカル公演が先。1959年、『オクラホマ!』 や『王様と私』 などを手掛けたブロードウェイの巨匠コンビ、リチャード・ ロジャースとオスカー・ ハマースタイン2世が劇中歌作詞作曲を担当した最後の作品で、初公演から50年以上が経った今も、世代を超えて世界中で愛されている。

©Mark Kitaoka
©Mark Kitaoka

今回の公演では、同シアターならではのオーケストラ生演奏とともに、家族愛と音楽に満ち溢れた世界を堪能できる。劇中歌は『ドレミのうた(Do Re Mi)』、 『私のお気に入り(My Favorite Things)』 『エーデルワイス(Edelweiss)』 など、誰もが一度は耳にしたことのある楽曲ばかりで、ついキャストと一緒に口ずさみたくなること間違いなし。なかでも修道女が讃美歌を歌うシーンは圧巻で、客席全体に響き渡る歌声に、まるで本物の教会にいるような神聖な気持ちになる。

©Mark Kitaoka
©Mark Kitaoka

ステージ上には、マリアが育ったアルプスの山々やトラップファミリーの豪邸など臨場感あふれるセットが用意され、舞台上を楽しそうに踊りまわるファミリーを見ていると、顔がほころび、一家の幸せを願わずにはいられない。また、最後のコンサートシーンでは、大きなナチスの旗の下、故郷を思いながら『エーデルワイス』を歌うトラップ大佐の姿に多くの人が涙していた。

©Mark Kitaoka
©Mark Kitaoka

主人公のマリア役を務めるのは、シアトル出身の歌手でミュージカル女優、キースティン・デロー・ヘランド。 過去には『オクラホマ!』 や『レント』 などで同シアター出演経験がある彼女が深みのある歌声で、 様々な葛藤に立ち向かう愛に溢れるマリア役を好演。 トラップファミリーの子どもたちを演じる子役にもシアトル出身者を多く起用するなど、地元に根付いた公演となっている。

舞台版では、映画では聞くことのない楽曲やコミカルなシーンもあるので、 映画ファンにも新しい発見があり、十二分に楽しめる作品だ。

期間:~2016年1月3日
公演時間:2時間45分(インターミッションあり)
料金:$29~
場所:The 5th Avenue Theatre 1308 5th Ave., Seattle, WA 98101
詳細:www.5thavenue.org
☎ 206-625-1900