SDGsとは「持続可能な開発目標」。環境対策や貧困撲滅、ジェンダー平等などなど、大きな目標はたくさんあるけれど、私にもできることって? サステナブルで豊かなおうち時間を目指すべく「地球に、人に、そして自分に優しく」をテーマに、今気になるモノやコトを紹介!
服を手放すことが苦手だ。世のお片付けメソッド的に言えば、「2年、なんなら1年着てない服は、もう着ない服だから処分しましょう」となるだろう。いやいや、そんなことないよねぇ?! と思ってしまう。好きで選んだ服は、こ〇まりさん風に言うなら、たとえ何年着ていなくても「ときめく」し、シルエットが今の気分ではないなぁという服でも、「絶対この服、私はもう着ないんだよ。でも生地がかわいすぎて、娘(2歳なりたて)の服にリメイクしようってストックケースに入れてみたんだけど、本当にやると思う?」と友人にラインする始末。
以前、断◯離が流行ったとき、私も挑戦した。それで思い切って手放したニットカーディガン。後になって「あの時、母と選んだものだったよなぁ」なんてエピソードを思い出し、しばらく悲しくて仕方がなかった。古い服になるほど思い入れは強い。高1で買ったヘリンボーンのテーラードジャケットは、実家ではなく現在の自宅のクローゼットにかかっている。20年以上がたち、すっかりセルフ・ビンテージになってしまったが、いずれ娘が着たりしないかしら、と期待している。というのも、私は小学生から高校生、大学生になっても、70年代に青春を過ごした母の服たちを好んで着ていたものだから。母も服好きで、そのうえ物持ちが良い。父の古いベストも愛用していた。そして今も、手編みのセーターや古いローラ・アシュレイのブラウスといった母のお下がりたちはお気に入りだ。祖母が着ていたハナエモリのツーピースだって……スカートはウエストが入らないけど。
ほらね、15年後には私の服もそうなるんだから。きっと。断◯離のインストラクターさんからすれば、不必要な「執着」と一刀両断だろう。その通り。それでも、古いものは簡単に替えがきかない。だから捨てたくない。
とはいえ、全部を抱え込んでいくわけにはいかないのが人生。4月の引っ越しを機に、オンライン古着サイト、スレッドアップを試してみようと思っている。昨年のハロウィンに、同サイトからピンクのGジャンを購入したところ、リセール品回収用の袋が付いてきた。それに詰めて送るだけで何やら全部済むらしい。ポッシュマークやイーベイと違い、商品撮影も購入者への発送も全て委託できるという手軽さ。昔はユー・ディストリクトのバッファロー・エクスチェンジによく持ち込んだものだが、やはり今は何かとオンライン。どうなるんだろう、ちょっと楽しみ……。

最初に購入した商品は、クリーンアウト・キットとともにかわらしい箱に入れられ、スピーディーに到着。初回特典で半額だったので、ハロウィン用Gジャンは$15程度、しかも送料無料というお得さ

そんなに古くなく、素材が特別良いわけではないものや、一度も着てあげられなかったものなどから選んで、入るだけ袋につめこんだ
婦人服や子ども服に特化したオンライン古着リセールサイト。2009年創業。ウェブサイトからクリーンアウト・バッグ(配送ラベルつき)を申し込み、古着を送ると、検品、写真撮影、値付け、出品、販売後の配送までをすべてサイト側が請け負う。販売された場合は、手数料などを差し引いた金額を受け取る仕組み。出品されなかったものや売れ残ったものは、寄付またはリサイクルに回されるので安心。
■ Poshmark https://poshmark.com
2011年に設立されたファッションを中心とするSNS型マーケットプレイス。アメリカとカナダを中心に利用されている。女性向けの商品が充実しており、購入希望額をこちらから提示する機能もある。筆者はビンテージのクリスマスセーターなどの購入にしばしば利用している。
■ ebay www.ebay.com
1995年、ピエール・オミダイア氏がカリフォルニア州でオークションサイトとして立ち上げた、世界最大級のオンライン・マーケットプレイス。世界190以上の国と地域で利用され、オークション形式のほか定額販売の商品も扱う。おもちゃや服はもちろん、ブランド品、本、雑貨など、ありとあらゆるものがそろう。
■ Buffalo Exchange https://buffaloexchange.com
1974年、アリゾナ州ツーソンで創業した古着の販売・買い取り専門店。販売価格の25%を現金で、または50%をストアクレジットで受け取ることができる。現在は全米に40店舗以上を構え、シアトル市内ではバラードに店舗がある。残念ながらユニバーシティ・ディストリクト店とキャピトル・ヒル店はいつの間にかなくなってしまっていた……。



















