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チャリティ・ソフトボール大会

シアトルの新しい夏の風物詩になりつつあるのは、毎年7月にシーホークスのリチャード・シャーマンが主催しているチャリティ・ソフトボール大会です。
2013年に始まったこのイベントは今年で4年目。当初はタコマ・レイニアーズのチェイニー・スタジアムを会場とし、1万席足らずの座席は全席自由。できるだけシャーマンを近くで見ようと、小さな球場に入るのに長蛇の列ができていました。大盛況で終えた後、翌年からはセーフコ・フィールドへ会場を変更。更に昨年はKIRO7のTV中継が入るなど、年々グレードアップされています。今年は7月10日(日)に開催予定で、チケット価格は12ドルから80ドル。チケットやサイン入りグッズのオークションで上げた収益は、貧困地区の子どもたちに衣服や学用品を提供するシャーマン運営の「Blanket Coverage Foundation」の活動資金に充てられます。

過去にはコービーやマックルモアも参加

2014年に参加したマックルモア(左)即興で歌う場面も
2014年に参加したマックルモア左即興で歌う場面も

とにかく参加メンバーが豪華なこのイベント。初年度からラッセル・ウィルソンやキャム・チャンセラーなどシーホークスの選手はもちろんのこと、ライバルチームの選手やシアトル出身のNBA選手なども登場しています。スーパーボウルで優勝し、シャーマンの知名度がアップしてからは更に豪華になり、2014年にはロサンゼルス・レイカーズのコービー・ブライアントとシアトル出身の人気歌手マックルモアが参加。昨年はオクラホマシティ・サンダーのケビン・デュラントらが加わり、メディア嫌いで有名なマーション・リンチも3年目にして遂に顔を見せました。今年はどんな大物選手が参加するのか楽しみです。
試合は必ずしもソフトボール経験者ではないアスリートが余興として行うため、ゴロをトンネルしたり、フライを落っことすのもご愛嬌。そういう場面で大げさに反応したり、予め用意したギャグを見せたり、普段はテレビや試合でしか見れない一流アスリート達が和気あいあいと楽しむ姿を眺められるのがこのイベントの魅力です。

お財布に余裕があるなら

ソフトボール大会前日の9日(土)には、ウォーターフロントのマリオット・ホテルでオークション・ディナーが開催されます。こちらもチケットさえ購入すれば、誰でも参加可能。試合に出場する選手たちとより身近に接するチャンスです。翌日の試合中にもサイン入りグッズのオークションが行われ、競り落とした人はシャーマンから直接グッズを受け取り、一緒に写真を撮ってもらうことができます。ディナーチケットは1人250ドル。
サイン入りヘルメットは8千ドルで競り落とされた年もあり、ハードルは高いのですが、お財布に余裕がある方なら試してみては?

[スポーツウォッチング]