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スペイン旅行記Ⅰ ガウディの街バルセロナの旅アルバム

寄稿・写真: 川合由佳子

20年前のESL時代のベネズエラ人のクラスメートとFBを通じて再会。今はスペイン・マドリッドに住んでるということで、友人に会いがてらスペインに行ってきました。世界遺産を見て回るのが好きな私は、せっかくスペインへ行くのならガウディ建築を見ようと、まずはバルセロナへ。

グエル公園 – Park Guell –

グエル公園2-min グエル侯爵とガウディが分譲住宅街を作ろうとはじめたプロジェクトでしたが、売れたのがたった2軒。それもガウディとグエル侯爵が買っただけで、プロジェクトは大失敗に終わり、その後は買い上げられて公園になりました。広場中心にあるトカゲの噴水は世界で一番沢山インスタグラム投稿された場所だそうで、うわさにたがわず人、人、人。トカゲだけの写真を撮るのは無理でした。

グエル公園 2

グエル公園3-min ブガデラ(洗濯をする女性)の回廊。ブガデラの柱は公園内唯一の人間像ですが、柱に同化しているので注意してみないと見逃してしまいます。この回廊は手の加えられていない石で作られているそう。

グエル公園 3

グエル公園-min まるでお菓子の家のような建物。写真の左が門番の家で今は歴史博物館になっている。右は管理人の家で中はショップ。塔の上についている十字架はどの方向から見ても十字に見えるのが特徴。

カサ・バトリョ – Casa Batlló –

カサ・バトリョ-min この建物のテーマは海。建物の正面外壁は海面。石柱が骨、バルコニーが骸骨にみえるので「骨の家」とも呼ばれています。ガウディは、建物はもちろん、中の家具まで自分でデザイン。見た目だけでなく使いやすさをとことん追及しているそうです。

カサ・ミラ – Casa Milà –

カサ・ミラ-min 山がテーマのアパート。直線部分をまったくもたない建築です。よく月面や夢の中の様だと表現される屋上の煙突は、山の尾根から突き出た峰々を表しているそうです。最上階には今でも人が住んでいると聞いてびっくり。

タパス屋

タパス屋のタコ-min スペイン旅行で一番楽しみにしていたのは食べ物。スペインではシーフードをたくさん食べるので、嬉しい限り。
特にタコはどのタパス屋さんにいっても出てきます。言葉が通じなくてもショーケースを指さすだけで大丈夫。スペインの食事の時間は遅く、開店は午後8時から9時というレストランが多いのでご注意。私も電車の時間に合わせて夕飯を済ませようと午後6時にレストランを探しましたが、開いているところがなくて、ひと苦労しました。

モンセラット – Montserrat –

モンセラット

バルセロナから電車で足を延ばしキリスト教の聖地モンセラット(のこぎり山という意味)へ。山の中腹には修道院があり、12世紀に見つかったという黒いマリア像を見ることができます。せっかくここまで来たらケーブルカーで展望台まで登って周りをハイキングをするのをおすすめします。

 

サグラダ・ファミリア聖堂 – Sagrada Família –

サグラダ・ファミリア聖堂-min

キリスト教徒だったガウディもこの教会の地下に眠っています。資金繰り問題と建設開始から長い年月が経っているため、建築と修復が同時に行われていて、未だに建築は終わっていません。ガウディ没後100年を記念して2026年に完成予定だそうですが、それもどうなることやら。塔に登りたい人は必ず事前にオンラインで予約を。

あっという間のバルセロナ3泊4日の滞在でしたが、次回は友達の待つマドリッドをご案内します。

筆者プロフィール:かわいゆかこ
アウトドア系World Traveler。世界を旅することがライフワーク。自然を愛しシアトルではいつも外を楽しむことを考えている。もっとたくさんの人に シアトルを知ってもらいたいとFacebookブログ プロジェクトシアトル- Reason to Go Outside をスタート。
www.facebook.com/ProjectSeattleReasonToGoOutside