きれいな歯並びは大人の身だしなみ！日本語の通じるデンタル・クリニックで相談を

矯正治療は今からでも遅くない！ 2021年11月1日にオープンしたベルビュープレミアデンタルでは、さまざまな最新設備を整え、一般的な歯科診療ほか、通常は専門歯科での対応となる審美歯科の施術も行います。

取材・文：ハントシンガー典子 写真：室橋美佐

安心感が持てる日本語での歯科矯正治療

ベルビュープレミアデンタルで院長を務めるのは中田 亮（なかだ あきら）歯科医。同年10月まで約16年間、トヨタなど日系企業の工場が周辺に集まるケンタッキー州で日本語による歯科治療を広く提供してきた。中でもこのパンデミックで問い合わせが多いのは矯正治療だと言う。「新型コロナウイルス感染対策としてマスク着用が長く続き、ホワイトニングが減少する一方で、大人の矯正治療が増えています。初めての方はもちろん、アメリカ滞在中に矯正を済ませたい駐在員家族の方、そして歯が動いたので再矯正したいという方もいます」と、同院でマネジメントを手掛ける妻の夕子さんは説明する。

ひと口に矯正治療と言っても、ワイヤー矯正（Traditional Braces）、マウスピース矯正（Clear Aligner Therapy）と大きく2種類がある。共に期間は6カ月から3年ほどかかり、平均で1年半。6週間に1度の通院が必要で、費用は保険適用の有無にもよるが、3,000〜8,000ドルとなる。

●ワイヤー矯正

歯の表面に「ブラケット」を装着し、そこにワイヤーを通して歯を動かしていく。

メリット：どんな歯並びにもほぼ対応できる。

デメリット：取り外しができないため、食事がしにくく、虫歯にならないよう丁寧なケアが必須。硬い食べ物をかみちぎるとブラケットが外れやすいので、あらかじめ小さくしておく、奥歯で食べるなど工夫を要する。

●マウスピース矯正

個々に合わせて作られる「アライナー」を歯全体にかぶせる。治療の段階に合わせて新しいものに交換しながら歯を動かしていく。

メリット：アライナーを外して食事ができ、痛みが少ない。口内のケアがしやすい。

デメリット：歯並びによっては適応しない。1日22時間以上の装着が求められ、それを守らないと治療の効果や期間に差が出てしまう。アライナーを紛失するリスクがある。

人気の施術「1dayクラウン」とは？

歯を破損してしまった場合、クラウン治療も選択肢のひとつだ。「1日で完了するクラウン治療はまだ経験のない方がほとんどで、よく驚かれます。前歯を破損してしまった場合など、できるだけ早く治療を済ませたい方にはとても便利です」と、夕子さんは話す。

従来のように苦しい型取りなどはせず、仮歯を作る必要もない。再来院も不要なので大幅な時間の節約になる。「口腔内スキャナーの画像を基にコンピューターでクラウンをデザインし、専用機械でクラウンの素材を削り出します。熱処理をかけ、クラウンの硬度を高めたら完成。全ての工程を院内ラボで行うため、通常1本90〜120分くらいで治療が完了します。クラウン作製中に院内に残る必要はなく、外出も可能です」

そのほか、口腔外科、根幹治療の施術も行い、親知らずの抜歯、インプラント、レーザー治療、ホワイトニングなど、幅広い分野をカバーする。普段のクリーニングや虫歯の治療も、英語のストレスなく受けられるのはうれしい。「当院はドクターとアシスタントの両方が日本語で予約から治療、会計まで対応することから大変喜ばれています」と、夕子さん。小児歯科もあるので、親子でかかりつけの歯科医を探している方にもうってつけだ。

Bellevue Premier Dental
1951 152nd Pl. NE., #108, Bellevue, WA 98007
営業時間：月火木金8am〜5:30pm、土9:30am〜3pm
定休：水日
問い合わせ：☎️425-974-8161（日本語テキスト可）、bellevuepremierdental@gmail.com
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