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第31回 日本の親が自宅での介護を希望。何をどうすればいいの?①データ編〜日本の親は大丈夫?アメリカからの遠隔介護

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第31回 日本の親が自宅での介護を希望。
何をどうすればいいの? ①データ編

親が高齢になり介護が必要になると、介護の場は大きく自宅(在宅介護)と施設の2つに分かれます。私は在宅介護には限界がくると実感していますが、「やはり自宅がイチバン」という思いは80代以上の人には今も根強くあります。そこで今回は自宅での介護(以下、在宅介護)を選んだ場合に留意すべきポイントについて、各種データを交えながら全3回で紹介します。

イチバン危険なのは自宅。
高齢者の転倒事故の5割以上が「住宅内」で発生

超高齢化社会となった日本。高齢者の事故も年々増えています。東京消防庁のデータによると高齢者が救急搬送される原因の第1位は「ころぶ事故(転倒)」で、全体の約80パーセント以上。年齢が高くなるほどその割合は増加しており、80歳以上では特に目立っています。また、転倒事故の発生場所をみると「住宅等居住場所」が全体の60パーセント以上と最も多く、住宅内における事故の多い場所上位5つは次のようになっています。

住宅等での高齢者の転ぶ事故発生場所

① 居室・寝室 (22,333人)
② 玄関・勝手口等 (2,988人)
③ 廊下・縁側・通路 (2,059人)
④ トイレ・洗面所 (955人)
⑤ 台所・調理場・ダイニング・食堂 (889人)

*出典・参考:東京消防庁「救急搬送データからみる高齢者の事故」(令和3年中)
www.tfd.metro.tokyo.lg.jp/lfe/nichijo/kkhansoudeta.html

自宅には危険が潜んでいる。
イチバン気を付けたいのは2階建ての一軒家

先ほどのデータからも分かるように、高齢者の転倒事故は自宅(住宅内)で発生しているものが60パーセント以上を占めています。また、介護が始まる典型的な流れは「転倒→骨折→入院→介護」です。特に入院が長引くと筋力が急激に低下し、高齢者では2週間の入院で下肢筋肉量が大きく減少するという報告もあります。また、日本の住宅事情にも注意が必要です。アメリカと比べて日本の住宅は平米数が小規模で、2階建ての一軒家が多く、その階段はしばしば狭く急勾配です。足腰が弱くなった高齢者にとって、階段の上り下りは大きな負担になります。さらに、玄関前のわずか2段の階段でも転倒リスクが高まっており、事故も増加傾向にあります。その結果、住み慣れた一軒家から駅近のマンションやサービス付き高齢者向け住宅などに移り住むことを、多くの人が選択しています。それでも「どうしても思い出の詰まった自宅(一軒家)で暮らしたい」という希望が強い場合は、住宅のバリアフリー改修などのハード面やデイサービス利用や訪問介護などソフト面での環境整備が必須となります。
次回はバリアフリーへの住宅改修について、日本の介護保険で費用の一部をカバーする制度の要件や手続き方法を含めて紹介します。
時代は変わりました。「家族だけで介護を抱える時代」ではありません。自分だけで悩まず、専門家のチカラを借りてチームを組んで前に進んでいきましょう。私たちはあなたの応援団です。いつも全力で応援しています。
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横畠 文美
一般社団法人Hearth(ハース)代表理事。国際介護アナリスト。ベネッセスタイルケアにて高齢者住宅の立ち上げや広告宣伝等に携わった後、41歳で退社し、夫婦で7カ月かけて世界各国の高齢者施設200カ所以上を訪問。これまでに取材した高齢者やその家族は2,000人を超える。「介護を通じて日本と世界を幸せに」をモットーに活動中。 サロンドハース @salon_de_hearth