Home 特集 食欲の秋はブッフェで満喫!...

食欲の秋はブッフェで満喫!

今回は、みんな大好きなブッフェを求めて、ベルビュー、レドモンド、サウスセンターのレストラン、4軒を訪ねてみました。寿司も含めた、日本食、中華料理、インド料理など、バラエティ豊かなブッフェをご紹介。
取材・文・写真:越宮照代、今井昌子、ハリー野本
buffe20141025_top

  1. 俳句寿司・シーフードブッフェ Haiku – Sushi & Seafood Buffet
  2. ミズキブッフェMizukiBuffet
  3. カニシカKanishka
  4. ベジタリアン&ペスクタリアン・タイ料理スコータイSuKhoThaiVegetarian&PescetarianCuisine

俳句寿司・シーフードブッフェ Haiku – Sushi & Seafood Buffet

LR-2738 アジア料理のランチ・ディナーブッフェがウリのレストラン「俳句」が、レドモンドのタウンセンター角地にオープンして3年。近隣にはお洒落なコンドミニアムが立ち並び、無料駐車場が隣接する便利なロケーションで、地元にすっかり定着している。296席を設ける巨大な店内は、平日だというのにたくさんの家族連れや会社員で賑わっていた。店の中央でシェフが数人働いており、それを取り囲むように多種類の料理がカテゴリー別に並んでいる。

アジア・フュージョン系の豊富なメニュー

LR-2728 最初に目につくのは37種類の寿司だ。一口で食べられるようにサイズは小ぶり。見慣れたマグロやエビの握り寿司ラインナップに加え、アメリカならではのカラフルな創作寿司が目白押しだ。バリエーション豊かで見ているだけで食欲がそそられる。 隣のサラダコーナーには、シーザーサラダ、調理された冷野菜ディッシュ、マッシュルームとピーマンのソテー、キュウリとワカメの酢の物、枝豆、キムチなど、12種類の前菜・サラダが大皿に盛り付けられている。 LR-2731 最初に手が伸びたのは超デラックス版カリフォルニアロール。これは普通のカリフォルニアロールにベーコンを乗せ、天ぷらの衣を絡めて揚げた、激辛マヨネーズとオイスターソースをかけたボリュームたっぷりの巻き寿司だ。あっさり系を好む人には、ヤマゴボウ、干ぴょう、たくあん、キュウリを大豆シートで巻いたべジタリアン巻きがおすすめ。マグロを挽肉状に練りつぶして辛子を加え、それを茎ワカメの酢飯で巻いたロールもスパイスが効いて味のバランスがよい。

お寿司がお腹いっぱい食べられる

LR-2734 2皿目はホットフードカテゴリーを攻略。スープはうどんや味噌汁など6種類ある。温かい料理は20種類あるので、とても全部は賞味しきれない。ギョーザ、ローストダックのほか、ムール貝、サーモン、エビ、カニ、イカ、アサリを具材にしたシーフードグリル、スパイシーな茄子の炒めもの、ビーフ&ブロッコリー、照り焼きチキン、野菜天ぷらなどが目を引く。そのほかにもフライドライス、チャーメン、春巻きなどおなじみのメニューが並び、最後のコーナーでは10種類の飲茶が蒸籠の中で湯気を立てていた。肉、魚料理の味付けは全体的に濃いが、野菜は新鮮でほどよいゆで加減ながら、味はしっかりついている。週に2回はベルビューから来るという常連さんは「今日は寿司、次回は中華という風にターゲットを絞っています。」別の人は「アジア料理のブッフェはイーストサイドではここだけ。リーズナブルな値段でお腹いっぱい寿司を食べられるのがいいですね。」と嬉しそう。 デザートは12種類のミニチュアサイズのケーキ、ペイストリー、タルトに加え、6種類のフルーツとディップ用のチョコレートファウンテンが併設しており、アイスクリームが数種類加わる。ディナータイムにはさらにクレープが付くそうだ。記者はパンプキン味のケーキとティラミスでランチを終了し、満腹のお腹をなでながら熱い麦茶をいただいた。隣の大食漢グループは、休むことなく各人が5皿、6皿と平らげていた。

ジェネラルマネージャーのジョイス・パンさん
ジェネラルマネージャーのジョイスパンさん
ジェネラルマネージャーのジョイス・パン(Joyce Pan)さんは「うちは企業のカフェテリアのように利用していただいています。AT&Tやマイクロソフトなどのお馴染み企業の従業員の方には10%オフの特典があるんですよ。」と言っている。社員の方はお見逃しなく! 72人収容の貸切ルームがあり、誕生会やパーティに利用されているそうだ。
Haiku – Sushi & Seafood Buffet
7548 164th Ave. NE, Redmond
☎425-376-2998
www.haikubuffet.com
ランチブッフェ:月~木 11am~3pm、金~日 11am~3:30pm ディナー: 月~木 5:30pm~9:30pm、金~日 5pm~9:30pm ランチブッフェ料金:月~金 $14.95、土・日 $18.95、祝日 $19.95 ディナーブッフェ料金:月~木 $22.95、金~日 $24.95、祝日 $26.95

ミズキブッフェ MizukiBuffet

手頃な価格でお寿司をお腹いっぱい食べたい!と思ったら、タクウィラのウエストフィールド・サウスセンター(WestfieldSouthcenter)にあるアジア料理専門ブッフェがおすすめ。

シーフードが食べ放題

mizukibuffet20141025_1-min ミズキの食べ放題は、シアトルやベルビューから少し離れているので知っている人が少なく、意外な穴場となっている。シータック空港から至近距離のサウスセンターモールにあるため、駐車の心配無用なのが嬉しい。これからのホリデーシーズン、ショッピングがてら足を運ぶ価値は大いにある。 同店の自慢は、40種類を越える寿司のバラエティと鮮度の高さだ。マグロ、サーモンをはじめ、ハマチ、エビ、ウナギ、イカなど数々の握り寿司がズラリと勢揃い。皿に取られる速度に合わせ、数人の寿司シェフが一つ一つ握っては、忙しそうに補給している。ミズキ カキ それに加え、アメリカならではの趣向を凝らしたロール寿司も豊富で、ボリューム満点のラインナップだ。食べ放題のお寿司というと、とかく質より量というイメージがあるが、実際に食べてみると「これが食べ放題のネタ?」とびっくりするほど材料の鮮度にこだわっている印象を受けた。特にサーモンとハマチは脂が乗っていて口の中でとろけるようだ。

中華料理も充実

mizukibuffet20141025_4-min ディナーメニューには寿司のほかにとれたてで身がプリプリの生牡蠣、よりどりみどりの刺身など高級食材を使ったメニューが数多く並ぶ。寿司、刺身だけでは物足りないという人に耳よりなのが、週末ディナーのロブスター食べ放題。ほとんど毎週末提供されるが、品薄になることもあるので一応電話で確認してから出かけた方がよい。 mizukibuffet20141025_3-min このレストランの魅力は寿司や刺身に限らない。広い店内を隅から隅へ歩き回らないと全体像がつかめないほど、本当に様々な料理があり、本格的な中華料理も盛りだくさん。魚を丸ごと一匹蒸してオイスターソースで味付けしたものや貝の酒蒸しなど、シーフード好きにはたまらない品揃えだ。飲茶のブッフェも見逃せない。中華おこわ、シュウマイ、中華餃子など、まるでチャイナタウンで食事をしているような錯覚に襲われる。

mizukibuffet20141025_5-min
アジア料理の後には、充実した洋食ブッフェが控えている。ハム、ソーセージ、スペアリブは、どれも柔らかく、味が骨まで染み込んでいる。ローストビーフはジューシーで、肉の旨味が凝縮されているので、シーズニングは塩こしょうだけで十分。パスタ、フライドチキン、イミテーションクラブのベーコン巻など、子どもが喜ぶメニューも豊富なので家族連れにも好評なのが頷ける。 デザートには新鮮な果物やアイスクリーム、ミニケーキが並び、どれにしようかと迷ってしまう。記者のおすすめはマシュマロやストロベリーを、とろりとしたミルクチョコレートでコーティングするチョコレートフォンデュ。家族やグループで行くと、食後のひとときをより楽しく過ごせそうだ。

MizukiBuffet 17950SouthcenterPkwy,Tukwila
☎206-575-6988
www.mizukibuffet.net
営業時間:月~木・日11am~10pm、金・土11am~11pm 料金:ランチブッフェ:月~金$13.99、ディナーブッフェ:月~木$22.99、金$27.99、土・日終日$27.99

カニシカKanishka LR-2640

レドモンドダウンタウンの一画に位置するカニシカは、今年で開店15年を迎える。セレクションの多いインディアン料理のランチブッフェとして、イーストサイドのIT系ビジネスマンだけでなく、地元住民の間でも高い人気を博している。

豊富なセレクションが人気の秘密クマーさん

同店の自慢のランチブッフェは、常時14~15種類のメインディッシュ、3~4種のデザートに加え、アペタイザーとサラダが充実。取材当日も多くの常連客で混雑していた。 日本に8年住んでいたという日本語の達者なジェネラルマネージャー、ナリンダー・クマー(NarinderKumar)さんは、
開口一番「バラエティーに富んだメニューとクオリティを最重視しています」と言い、料理について丁寧に説明してくれた。
取材している間も人気料理は次々に品切れになり、キッチンから途切れることなく湯気を立てて銀色の容器が運ばれてくる。クマーさんによると、一番人気はチキン・ティカ・マサラ(Chickentikkamasala)。コリアンダーとマサラ(各種スパイスのミックス)で味付けしたクリーミーなトマトソースに、各種スパイスと一緒にマリネされたローストチキンがごろごろ入っている逸品だ。この日の特別メニューには、ピューレにしたマンゴーで風味よく煮込まれたマンゴーチキン(Mangochicken)も。香ばしくジューシーでボリュームたっぷりのタンドリーチキン(Tandoorichicken)、変わらぬ人気の羊肉カレー(Lambcurry)といった定番 肉メニューの他に、ミートボール風のベジタブル、マライ・コッファ(Malaikoffa)、一口サイズの野菜を香ばしくカラっと揚げたインド版天ぷらのパコラ(Pakora)など、ノンミート料理が並ぶ。 kanishka20141025_3-min 記者のイチ押しはサグパニール(SaagPaneer)。ホウレンソウベースの緑鮮やかなカレーに、サイコロ状に固めたインド特有のチーズ、パニールが混じっていてまろやかでコクがある上、繊維質に富んでヘルシーだ。それを、黄金色にこんがりと焼き上げられたガーリック・ナン(インド風パン)と一緒にいただくのが、なんともインド風。 ナンの種類はオニオン、ホウレンソウなどいろいろあるが、いずれもモチモチとした食感で、単品で食べても美味。ライスディッシュはもちろんだが、インド南部で食されている塩味の効いた蒸しパンのイドリ(Idly)や、米粉や豆粉で作ったクレープ、ドサ(Dosa)など、ちょっと珍しい副食が並んでいる。薬味はチャツネ各種、ピクルス、ライタなど。

カレーによく合うドリンクとデザート

kanishka20141025_5-min ドリンクはマンゴー・パイナップル・ラッシー(Mangopineapplelassie$3.25)がおすすめ。ラッシーはヨーグルトをベースにした伝統的なインドの飲み物で、これはマンゴーとパイナップルの濃厚な風味がヨーグルトとミルクでマイルドにまとめられた贅沢なドリンク。まろやかな甘味がスパイスの辛さを中和してくれるのでカレーと相性がよい。とろりとした舌触りで、勢いをつけてストローを吸わないと飲めないほどリッチ。 デザートにも注目したい。この日はフルーツの他に、鮮やかなオレンジ色のマンゴーカスタード、キール(Kheer)と呼ばれるライスプディング、バ-ミセリヌードルを甘いミルクで煮てレーズンやナッツを加えたセイビア(Sevian)が並んでいた。ニンジン、牛乳、砂糖、スパイスにナッツを加えたインドの有名スイーツ、キャロットハルワ(CarrotHalwa)や、ミルクとハチミツから作った丸いドーナツをシロップに浸したグラブジャムーン(Gulabjamun)が出ることもあるそうだ。 kanishka20141025_6-min 取材中、あちこちからお客さんが近寄って来て「この店は味にばらつきがないので安心できるんです」「これ以上のセレクションを持つ店を他に知らないので、わざわざシアトルから来てるのよ」と太鼓判を押す人が後を絶たない。隣のテーブルでは会社員だという日本人女性2人が食事中で、オーナー 「待たなくていいし、品目も毎回違っていておいしいので、2ヵ月に一度は来てます」「種類が豊富でお得感がありますね」と話してくれた。 オーナーの一人であるナビンダー・ギルさん(NavinderGill)は、「新鮮な食材の使用は当然のこと。お客様にはリーズナブルな価格で最高の食体験をしていただけるのが自慢なんです」と胸を張った。

Kanishka
16651RedmondWay,Redmond
☎425-869-9182
kanishkaofredmond.com
料金:ランチブッフェ:$11.99
営業時間:ランチブッフェ月~金11:00am~2:30pm、土・日11:30am~3:00pm ディナー毎日5pm~10pm

ベジタリアン&ペスクタリアン・タイ料理スコータイ SuKhoThaiVegetarian&PescetarianCuisine

8月にオープンしたばかりのタイ料理レストラン、スコータイでは、ランチタイム・ブッフェスペシャルをわずか$9.95で提供している。

タイ料理の定番と伝統料理が並ぶ

SuKhoThai20141025_1-min 赤煉瓦をアクセントに用いた落ち着いた店内は、入った瞬間、ディナーでまた訪れたいと思ったほどシックな雰囲気。右奥の部屋にブッフェ用カウンターがあり、できたての料理が運ばれてくるところだった。カウンターには、スープ、前菜、メインディッシュ、デザートなど全部で10種類の料理が並び、別にサラダとフルーツ、ご飯のセクションがそれぞれ設けられている。 まずスープからトライ。レモングラス、マッシュルーム、トマト、トーフ、ココナツミルクが入ったトムカーベジ(TomKhaVeggie)は、トマトとレモングラスの酸味とクリーミーなココナツミルクが絶妙にマッチして食欲をかきたてる。後ろのテーブルから「このスープおいしい!」と言う声が聞こえた。本日のスペシャル、トムヤムトーフ(TomYumTofu)は、あっさりめのクリアスープでこれも悪くない。

タイに古くから伝わるという前菜のカレーパフ

SuKhoThai20141025_3-min (CurryPuff)は、ポテト、人参をカレーパウダー、塩こしょうで味付けし、ワンタンの皮で餃子のように包んで揚げたもので、さくっとした皮の中にはほっくり柔らかいポテトが入っていて、いくつでも食べられそうだ。 細い麺にタマリンドソースをからめた定番のパッタイ(PhadThai)の隣はカレーの風味がするパイナップルフライドライス(PineappleFriedRice)で、パイナップルの他にレーズン、グリーンビーンズ、ニンジンが入ってほんのり甘い。

具がゴロゴロ入っているカレー2種類

SuKhoThai20141025_5-min 一番人気のイエローカレー(YellowCurry)の具は、パンプキン、ニンジン、タマネギ、カリフラワー。本日のスペシャルのレッドカレー(RedCurry)はズッキーニ、ニンジン、キャベツ、タケノコ、トーフ、バジル入りと、どちらも野菜がたっぷり。いずれのカレーも辛さは2つ星。ちなみにランチブッフェは、家族で楽しめるようにとスパイスは押さえてあり、ブッフェの中では2つ星が一番スパイシーだそうだ。 メインディッシュは3種類あり、この日は記者の大好きなナスの炒め物(Stir-FriedEggplant)が並んでいて大喜び。具はナス、タマネギ、ピーマン、厚揚げ、大豆と小麦から作ったベジミートで、チリペーストで辛みを付けている。味といい、野菜の調理加減といい、全てが完璧で、ぴりっとした大人の辛さが加わって満足度100%。クリスピーガーリックベジタブル(CrispyGirlicVegetable)は、唐揚げした野菜に砂糖と酢と塩こしょうで作ったソースがかかっていて、キャラメライズされたような味に仕上がっている。蒸し野菜のピーナッツソース掛けのラマ(Rama)はズッキーニ、ホウレンソウ、ブロッコリー、キャベツにピーナッツソースをかけたもので、温野菜とピーナッツソースがとても良く合う。

通常メニューにはシーフードも

SuKhoThai20141025_4-min デザートは餅米で作ったブラックスティッキーライスプディング(BlackStickyRicePudding)。タイ特有の小豆色の餅米で作ったプディングにココナツミルクがかかったものだが、これが絶品!主菜をたっぷりいただいた直後にも関わらずカップ一杯ぺろりと食べてしまった。 同店のランチブッフェはベジタリアン料理のみだが、看板に大きくあるようにペスクタリアン料理も出す。ペスクタリアンとは、野菜の他に、シーフード、乳製品、タマゴを使った料理なので、ベジタリアンだけでは物足りない人にもおすすめ。通常メニューにはサーモン、タラ、エビ、貝柱などの料理があり、ランチタイムでもオーダー可能だ。

SukhoThai Vegetarian&PescetarianCuisine 15045Bel-RedRd,Bellevue
☎425-401-0823
www.sukhothaibellevue.com
営業時間:ランチ11am~3pm、ハッピーアワー3pm~6pm、デイナー3pm~9pm