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~ハーバーシティ・レストラン〜

yamucha_opt (1) インターナショナルディストリクトの ハーバーシティ・レストラン(Harbor City生隆酒家)をご紹介します。正統派香港料理を標榜するこのレストランの料理の数々は、どれもうまみがあり値段もお手ごろ。夕食会で出かけたのですが、メニューから飲茶をオーダーすることも可能でした。 特に好評だったのはインゲンの炒め物(salted & pepper string-beans)。「中華料理は青物野菜から食すもの」という説もあるようですね。片栗粉を適量使って調味料をうまくコーティングしたインゲンは、味がしっかりとついていて美味。 飲茶はエビ主体になってしまいましたが、エビ蒸し餃子(Hagao)とニラ餅(Pan Fried Chives Shrimp Cakes)は、いずれもジューシーで大きなエビがたっぷり入って、見ため、舌触り、味、香りともに抜群。これに限らず、同店の蒸し料理はおすすめです。 シーフード固焼きそば(Seafood Chow Mein )は、ぱりぱりの細い中華麺に厚くてやわらかいイカ、貝柱、白身魚、エビなどのシーフードがふんだんに入って、とろりとしたあんがかかっています。赤い色の酢をかけていただくのもおすすめ。yubaage_opt

湯葉揚げ(Deep Fried Bean Curd Sheet Shrimp Roll)は、エビと野菜を湯葉で包んだ揚げ物。ぱりぱりした皮を一口かじると、中には風味豊かなセロリとエビがたっぷり! 満足感のある一品です。 ピータン粥 (Century Egg and Salted Pork Congee)の油条(Chinese Donut)添えは、中国人が朝食によく食べるメニュー。この粥は専門店よりおいしいという声も。油条(ヨウティアオ)は、中華風揚げパンで、粥に浸して水分を含ませて食べるのが通だそう。 塩豆腐(Salted & Pepper Tofu )は、3㎝角くらいに切った豆腐を揚げ、ニンニクなどの香辛料を用いてスパイシーに味付けしたもの。変わったところで、鶏肉入りチマキ・ハスの葉包み Sticky Rice Wrapped in Lotus Leaf)。ハスの葉は固くて通常は食に適さないそうですが、もち米のモチモチした食感とあいまって意外に食べやすく好評。中国料理特有の香辛料は控えめで甘味が勝っていました。 特殊なものを除けばいずれも一品10ドル前後とリーズナブル。14品オーダーして食事代は112ドルでした。中華料理は大勢で行くに限りますね。

Harbor City Restaurant