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今、若手経営者が知りたいこと。

今回のテーマ

~今、若手経営者が知りたいこと。~

想定内の幅を広げ、相手を理解するお互いにないものを持った相手に引かれるなら、夫婦の趣味趣向が合わないのは当然。まず相手の資質、そして自分の資質を知ることが、家庭円満への近道です。

今月から、いつものお悩み相談だけでなく、私の「十三導」(人間学)を心理学的にも掘り下げたコーナーも入れていくことになりました。「ちょっと思考を変えると生き方が楽になるよ〜」という内容です。ご希望があれば、お気軽にメールくださいね。

さて先日なのですが、三重県で講演会がありました。私の講演はライブで才能などをお伝えするというもので、例会にも良く起用されます。講演が終わってからの懇親会で、皆さんプライベートなこと
を相談されたりするのですが、その日は比較的、若手経営者が多くなりました。経営相談されるのか
と思っていたら、ふたを開けてみれば奥さまの相談が多かったのです。自分の奥さんを知りたいとい
う、要するに「奥さまの攻略法」! 家の中を円満で安泰にしようと思ったら、そこですよね。さすが若い人は、相手を知っておくと得という話に対して、思考の切り替えが早い(笑)。

脳科学的にも本能説をとっても、夫婦というのは、自分にないものを持った相手を引き寄せると言われています。スキルアップを常に意識の中で持っている動物が人間。だからこそ、自分に取り入れる
べき才能を相手から見出すのです。素晴らしい!

ということは? 趣味などが合わなくて当然の現象とも言えるわけです。「あいつとは合わん」も実は相性が良い、となると、相手を理解しておいたほうが何かとお得。人間関係というのは、想定外な
言動に感情が動かされますよね。

きっと喜んでくれると思って、彼女にプレゼントもレストランも用意して、「これはかなり喜ばれるぞ!」くらいに想像していたのに、想定外に妻が喜ばなかった時の愕然とした気持ち。男性のほうが、実は女性より痛みに弱いので、がっつり凹むか、拗ねるわけですよ。過度の期待をせずにプレゼントを用意していたら、嫌な思いをしないわけです。考えや趣味趣向が合わない場合の対策は、この世にはいろんな人がいて当然と、「想定内」を増やしていくことがいちばん。それが家の中の人間であったら日常を共有するので、想定内の幅を広げた上で、相手を理解すると円満ですね。

私の「十三導」という統計学では、潜在能力だけでなく、人間が相手の言葉を理解する速度なども取り入れています。なぜか? 同じ質問をもらっても、理解する速度が違うと、その些細な時間差で互いにイラッとしたりするから。相手はじっくり考える資質、早く理解する資質と知っておくだけでも、かなりコミュニケーションが違ってきます。

え? 自分の理解する速度が知りたい? 私の計算式を使わなくとも、普段の「イラッ」をバロメー
ターにしてみたらどうでしょう。たとえば友人に失礼なことを言われたら、その場で腹が立つか、帰
りがけに立つか、夜になって? 次の朝?という具合。物事が本当に腑に落ちる速度ってあるんです
よ。ちょっと自分観察をしてみてください。心理学的にもやはり、まずは自分を知ってあげることが
大切です。

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[お役割]

通称みやこ。1967年生まれ。三重県出身、九鬼水軍の子孫。『13の性格』著者。オリジナルの人間学「13導」を用いて、「みんな違ってみんないい」をモットーに資質、才能を伝える。現在は名古屋にオフィスを構え、自称「御用聞き」としてお悩み解決に国内外を飛び回り、若いスポーツ選手や経営者をもチャンスへと導く。最近では、良き日本文化を海外へ広める社会貢献としての活動も行う。自身のお役割は8番の「交流」。リモートによる社員研修や個人セッションをインスタグラム(@miwa_micco)で受け付ける。