オリジナルの人間学「13導」に基づき、あなたのお役割、さまざまなお悩みへの解決法、うんちくなどなど、お役割鑑定士のみやこさんが語っていきます!
シアトルの皆さん! 「I am back」(笑)。いつもは「こんにちは」で始まるトコロをあえて英語にしてみました。実はワタクシ、2月末に短期ステイでシアトルにおりました。帰国ホヤホヤでこのコラムを書いております。
まずはお詫びから! 今回の訪問は突然のコトでして……以前から「次に行くときは声をかけるね」と約束してきた方々にもお会いすることが出来ずに帰って来てしまいました。ごめんなさい!!! ぺこり♪
今回は、シアトルの紀伊國屋書店や本コラムを連載させていただいている北米報知社にも久しぶりにご挨拶に伺いました。皆さん、熱烈歓迎してくださって……(私は物事を落とし込んで感じるのが遅いので見た目には感動が伝わりにくかったかもしれませんが)、もう戻ってきてからホームシック状態です。うるうるるる。いや、待て待て! 君の家は日本だろって話なんですけど(笑)。
青春の宝物『愛と青春の旅立ち』の聖地へ!……のはずが、シーフード満喫で時間切れ(笑)。次回こそリベンジ!
行って良かったです。コロナ禍で、定期的に生息するつもりだったシアトルからすっかり遠ざかっていました。でも、久しぶりに訪れてみると、シアトルはそんな私を裏切らなかった! シーフードは美味しいし、人は温かい。そして、少し前に行ったインドネシアでは歯磨きすらペットボトルの水を使用したのに、シアトルでは夜中にホテルでペットボトルの水が切れても水道水が飲める! 今回はウォーターフロントにあるホテルに泊まりましたが、窓から見える雨ですら美しく感じる街でした。よく「雨には浄化作用がある」と言いますが、その通りで、心がすっきりと洗い流されるようでした。
久々のシアトルを満喫するため、1日だけひとり時間を作って、朝早くから夕方までダウンタウンを歩き回りました。多少の変化があったことは耳にしていましたが、街の中に微妙に違う空気を感じる所もあってちょっと心が痛みました。世界中が本当に悩ましく、困難な時期を乗り越えてきたのだな、というコトを肌で感じました。シアトルに住む皆さんも、きっとそれぞれの形で奮起し生き抜いてこられたのだろうなってしみじみと。
私はよく、「出来事はそれぞれの人にとって必然としてやってくるもので、出来事を通してメッセージを受け取っている」と言います。何かが起きたとき、そこに隠された意図はなんだろうと、私自身も紐解きながら考えます(出来事というものは、人を良い方向に向かわせるためにしか起きないので)。
たとえば私自身の話をすると、コロナに感染したことで体力が落ち、仕事に支障が出たため、思い切って仕事量を大幅に減らしました。一見、良くないコトのように思えるかもしれませんが、実はこれが「今の自分を認めて、諦めをつけ、身の丈に合わせたライフスタイルに変えるべきだ」と気づくきっかけになったのです。心の中の自分ととことん向き合い、決断した途端、高熱でダウンし寝込みました。減らした仕事を、さらにリスケせざるを得なくなり、病名も診断されず、丸々1カ月。普段は何事にも我慢強い傾向にある私もさすがにこれはしんどかった……。
結論、普通の生活に戻る頃には「まるで生まれ変わったような自分」になっておりました(笑)。1カ月も俗世間と距離を置くと、自分にとって本当に必要なものが見えてくるものです。毎日飲んでいたお酒も飲めなくなり、体重は平均体重となり、心も体もリセットされたような感覚でした。
そう、人にとって本当に必要なコトは、どこからともなくきちんとやってくるものなのです。「出来事に不必要なモノなどない」。と、お役割鑑定士のうんちくでした。
追伸、シアトル滞在は、リニューアルした私に花を添えるかのように、やる気スイッチ押をしてくれました。今後も引き続きシアトルの皆さんの役に立つ活動ができたらと心より思っています。