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W杯出場を夢見る子どもたちへ 将来有望な 19歳からメッセージ

今はエリートのプロ選手であっても、W 杯出場は幼い頃からの地道な努力が実を結んだ結果。幼少期から実績を積み、現在は大学サッカーに励むミキオ・ヤップ選手の言葉は、未来ある子どもたちを勇気付けてくれます。

 

⚽️ミキオ・ヤップ⚽️ 幼少期はイーストサイドFCに所属し、8年生からパシフィック・ノースウエスト・サッカー・クラブでプレーする。ワシントン州代表、アメリカ西地区代表を経験。現在はワラワラのウィットマン・カレッジに在籍

これまで支えてもらったコーチやチームメイトは一生の宝物

幼稚園に通っていた頃、母の友人の紹介で日本人コーチにレッスンを受けたのがサッカーとの出合い。すぐにハマり、イサクアにあるイーストサイドFCというクラブチームに入って、本格的にサッカーを始めました。ここは、サウンダースのジョーダン・モリス選手も幼少期に所属していたクラブです。一生の仲間もでき、10 年ほど経った現在でも、当時のチームメイトとは家族ぐるみで仲良くしています。

8 年生になってからは、パシフィック・ノースウエスト・サッカー・クラブ(PACNW)に新しく入り、州外の高いレベルの大会にも参加。サンディエゴで行われたサーフ・カップでの優勝経験もあります。全米が舞台となるエリート・クラブ・ナショナル・リーグ(ECNL)というトーナメントにも出場しました。

クラブチームで成績を残していく中で、ワシントン州の代表メンバー(エリート・プレーヤー・デベロップメント)にも選ばれ、アメリカ各地での試合のために遠征したことも。アリゾナ州フェニックスでは、アメリカ西海岸 14州の西地区代表メンバーとして、他州の選手たちと一緒にプレーしました。

そのチームでは国外遠征としてコスタリカに出向き、プロチームのユースと試合を行ったのですが、敵味方共に現在MLSでプロとして活躍する選手も何人かいました。その時の経験が自分の人生での転機になったと感じています。

高校卒業後はサッカー推薦でワラワラにあるウィットマン・カレッジに進学し、現在は大学サッカーにいそしむ日々です。チームとレベルが自分に合っているので、良い環境を見つけられたなと思っています。

「サッカーを上手くなりたい!」という強い気持ちを持って、日々楽しみながらプレーしていけば、自然と同じ志を持った仲間たちやコーチに出会って、素晴らしいサッカーライフが送れることと思います。皆さんも大きな夢を持って一緒に日々頑張りましょう。


ヤップ選手の素顔に迫る!📸

応援するチーム&選手

好きなチームは地元のサウンダースと、イングランド・プレミアリーグのトッテナム・ホットスパーズ。トッテナムでプレーする韓国代表のソン・フンミン選手のファンです。プレミアリーグの中でアジア人最高のパフォーマンスを残していて、歴代で見てもトップクラスの実力。両脚で力強いシュートを放てるのがすごい。チームを鼓舞するリーダーシップも持ち合わせています。 W 杯は日本とアメリカを応援します。どちらかに優勝して欲しい気持ちはあるのですが、現実的な優勝予想は、ブラジルかフランス。またイングランド代表には、トッテナムでプレーする、ゴール量産が可能なハリー・ケイン選手もいるので、チーム一丸となれれば勝機はあると思います。

パスを出す先を見極めるヤップ選手

W杯の優勝候補を分析

ブラジルは各ポジションに強い選手がそろい、ヨーロッパの国々とはスタイルが少し異なります。意気込みの強さとモチベーションの高さは並々ならぬものがあり、とてもカッコいい。ヨーロッパ勢は対応に苦しむのではないでしょうか。

フランスはとにかく一流プレーヤーが多く、それが強みです。ベンチから交代で出てくる選手もほかの代表チームではスタメンを張れる選手ばかり。ネームバリューで他を圧倒しています。前大会優勝で証明したように、大事な試合での勝負強さは随一。

イングランドも、そろそろトロフィーがないと、サッカー発祥地としての名が立たないかなと😅

積極的にドリブルを仕掛ける