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特集 シアトルカフェめぐり

SS-2016.05-min

コーヒーの街として知られるシアトルには自家焙煎コーヒーを出すカフェがたくさんあります。今回は、そんなこだわりのカフェをご紹介します。

取材・文・写真:越宮照代、山添史、山田百合菜、大野真以
井原千秋、野口大貴、長岡里沙

 

 

フォンテカフェアンドワインバー

フォンテ外観

シアトル美術館(SAM)の真向かいに位置するフォンテ・カフェアンドワインバーは、白と黒を基調にしたモダンな店内にセンスの良いインテリア家具が配置されており、おしゃれにコーヒーが楽しめる。
内部はカフェ席とダイニングエリアに分けられており、コーヒーだけでなく食事メニュー、ワイン、カクテル、ビールなども充実。カフェ席のソファはゆったりとして座り心地抜群で、ダウンタウンの散策に疲れた時、休憩に立ち寄るのにぴったりだ。
ブレックファーストメニューは朝7時から午後3時まで取り扱っており種類も豊富。中でもエッグベネディクトが人気メニューなのだそうで、スモークサーモン($17)、アボカドトマト($13)、フランス産ハム($14)から選べ、それぞれにポーチトエッグ、オランデーズソース、イングリッシュマフィンが付いている。またランチメニュー(11am~3pm)は、ピザ、パスタ、サンドウィッチなど数種類あり、3時からはハッピーアワー。立地、雰囲気ともに文句なしだ。
ふわっとホイップされたミルクが印象的なカプチーノ(Cappuccino $3.50)は実際飲んでみるとしっかりとしてたっぷり感のあるミルクにエスプレッソの苦みが抑えられて、とてもマイルド。コーヒーの香りを楽しみたいが苦いのはちょっと、という人におすすめ。アフォガート(Affogato $5)はバニラアイスクリームの上から自慢のエスプレッソがたっぷりとかかっている。このエスプレッソは日によって豆が変わるそうで、取材に訪れた日は「1st Ave Blend」というブレンドコーヒーが使われていた。エスプレッソの苦みの中にもバニラアイスクリームの甘さが広がる。これから暑くなる季節にぴったりのデザートだ。

Fonte Cafe and Wine Bar
変わったものが好きな方におススメしたいのがオレンジチポッレモカ(Orange Chipotle Mocha $5.50)。聞いたことのない名前に興味を持って注文したが、まず初めに感じるのが、オレンジの香りがとても強いこと。中にオレンジピールが入っているためだが、その他にココアパウダー、辛くて有名なハラペーニョをローストしたチポトレパウダーなどが入っており、口がピリピリとするほどの辛さとオレンジの味がミックスしてとても不思議な味。チポトレパウダーはカップの縁にもちりばめられているため、一口目は特に辛さにびっくりさせられる。好みは分かれるところかもしれない。

Fonte Cafe and Wine Bar
1321 1st Ave, Seattle, WA 98101
☎︎206-777-6193
cafefonte.com
営業時間:毎日7am~6pm
ハッピーアワー:毎日3pm~6pm

 

スタンプタウンコーヒーロースターズ

スタンプタウン店内

ポートランドが発祥のスタンプタウン・コーヒーロースターズ(Stumptown Coffee Roasters)は全米5都市に展開する人気のカフェで、シアトルには2007年から進出し、現在2店を構える。
今回訪れた12thアベニュー店はシアトル大学の1ブロック北側に位置し、毎日午後3時から無料テイスティングを行っている。大きな窓が印象的なすっきりとした店内には、客たちがリラックスした様子でノートパソコンをひろげ、思い思いの時間を過ごしている。この日は快晴ということもあってか、テラス席でコーヒーを楽しんでいる人が見られた。
店内の地下スペースではコーヒー豆の焙煎が行われており、テイスティングが行われるのもここ。バリスタがそれぞれのコーヒーの特徴を分かりやすく教えてくれる。

Stumptown Coffee Roasters
この日テイスティングに登場したのは、コロンビア産の豆2種類、エチオピア産、インドネシア産からそれぞれ1種類の計4種類。1つの焙煎豆につき3つのカップが用意されるが、これは豆の品質が均一であることを確認するため。それぞれのカップに挽かれた豆が入れられ、まずカップを軽くふって香りをチェックする。次に湯を注いで4分間待ち、その間にも匂いを嗅ぐ。コロンビア産の2種類はスパイシーな香り、エチオピア産はフルーティーなすっきりとした香り。インドネシア産は甘くて柔らかく、熟したバナナのような濃厚な香りがした。4分後にスプーンで上に浮かんだ豆とアクを取り除いてもう1度匂いを嗅ぐと、よりダイレクトに香りが伝わってきた。
次はいよいよスプーンですくい、ズズッとすするようにして口の中に含んで味見。そのまま飲み込まずに、紙コップに吐き捨てる。次にテイスティングするコーヒーと味が混じらないようにするためだ。コロンビア産の豆は酸味があり、エチオピア産はくせのない甘さ、インドネシア産はまったりとまろやかな味がして、産地によってこれほどまでに特徴が異なるのかと感心した。
店に戻って改めて注文したのはカフェラテ(8oz $3.75)。一番人気のオリジナルブレンド、ヘアー・ベンダー(Hair Bender)を使用しており、口に含んで苦みを感じた後に甘さがすっと香る。苦さの中にフルーティーな甘みがバランスよく配合されていて、エスプレッソに向いているのだそうだ。

Stumptown Coffee Roasters
<12thアベニュー店>
1115 12th Ave. Seattle
www.stumptowncoffee.com
☎︎855-711-3385
営業時間:月~金 6am~8pm
土・日 7am~8pm
コーヒーテイスティング: 毎日3pm~
<パインストリート店>
616 E. Pine St., Seattle
営業時間:毎日 7am~8pm

 

ブロードキャストコーヒーロースターズ

ブロードキャスト店内

セントラルディストリクトのゆったりとした時間が流れる住宅街を越えると、電波塔のマークが可愛らしいカフェ、ブロードキャスト・コーヒーロースターが見える。地元の人々に愛されひっそりとした隠れ家的存在といったイメージ。店内は開放的で落ち着いたBGMが流れており、客たちもドリンクやフードを楽しみながら、読書をしたりパソコンを使って作業をしたりリラックスした様子だ。
取材当日は、4月には珍しく31℃を超える真夏日だったため、アメリカーノアイス($3.88)とアイスラテ($2.60)を注文すると、女の子が好みそうな可愛らしいグラスに入って出てきた。

Broadcast Coffee Roaster
▲︎アメリカーノアイスアイスラテ

アメリカーノアイスは、口に含むとほろ苦い豆の風味が香り、さっぱりとした後味。暑い日には最高だ。アイスラテは程よくまろやかながら、コーヒー豆の風味をしっかりと楽しむことができる。
豆はケニヤ、コロンビア、ニカラグアから仕入れている。ベーグルやドーナッツ、クロワッサン、スコーンなどペイストリーもあり($3~5)。
セントラルディストリクト店のほかに、キャピトルヒル店(1623 Bellevue Ave., Seattle, WA 98122)、ルーズベルト店(6515 Roosevelt Way NE, Seattle WA 98115)がある。

Broadcast Coffee Roaster
1918 E. Yesler Way , Seattle, WA 98122
☎︎206-322-0807
broadcastcoffe.com
営業時間:月~金 6:30am~7pm
土・日 7am~7pm

 

ビクトローラコーヒーロースターズ

sビクトローラ店内

お洒落なレンガ造りの外観と、開放感溢れる高い天井の店内。大きな窓からは優しい光が降り注いでいる。レンガ作りの壁にはアートが飾られていて、どことなくヨーロッパのような雰囲気だ。店内の奥にある焙煎用の部屋がガラス越しに見えるのも楽しい。
カフェの名前ビクトローラは、1920年代に普及した家庭用蓄音機のブランド名に由来しているそうで、カフェのトレードマークも蓄音機になっている。
ビクトローラカフェは2000 年にオープン、近隣の住人が求めていた本格的なコーヒーを提供し、友人と語らう場として高い人気を得た。

ビクトローラ
▲︎アメリカーノアイスアイスラテ

同店のコーヒーの特徴はオリジナルブレンドの他にシングルオリジン、つまり生産国別に豆が販売されていること。ケニヤ、コスタリカ、ブルネイ、ガテマラ、ルワンダなど産地の特徴をそのまま楽しめる。コーヒーメニューにはエスプレッソ、ブレンドコーヒー、オリジン、カプチーノ、モカなどで、注文したのは、アメリカーノアイス($3.88)とアイスラテ($2.60)。
各種コーヒー豆、おしゃれなオリジナルマグカップは店頭ではもちろんのことオンラインでも購入可能。ウェブサイトのブログには、おいしいコーヒーの入れ方からコーヒーの木に至るまで、コーヒーにまつわる情報がいっぱい。さらに毎週水曜日の午前11時からは、店内のカフェラボで無料コーヒーティスティングを実施している。
15th アベニュー店(411 15th Ave E)、ビーコンヒル店(3215 Beacon Ave. S.)もあり。

Victrola Coffee Roaster
310 E. Pike St., Seattle, WA 98122
☎︎206-624-1725
www.victrolacoffee.com
営業時間:月~金 6:30am~8pm
土・日 7:30am~8pm

 

カフェヴィータ

カフェビタ店内

シアトル・クィーンアンが発祥のカフェヴィータは1995年に創業。今でこそ当たり前になっているが、当時はまだ珍しかった、コーヒー農園から直接豆を仕入れて自社で焙煎するという手法を取り入れたパイオニアとして、コーヒー業界ではよく知られている存在だ。取引しているコーヒー農園は世界11カ国以上にまたがるそう。現在はシアトル市内に6店、オリンピア、ポートランド、ロスアンゼルス、ニューヨークにそれぞれ店を構えている。

カフェヴィータ
取材に訪れたのは、ソイソースのオフィスからほど近いパイオニアスクエア店。窯焼きピザを出すピッツアリア・ナポリターナ(Pizzeria Napoletana)と併設しているということで、ピザとコーヒーどちらも目当てで出かけたのだが、3時というのにあいにくピザ部門はすでに閉店。店の片隅にある本格的な窯を横目に見つつ、コーヒーに集中することにした。
同店のコーヒーメニューラインアップは、エスプレッソ、マキアート、カプチーノ、ラテ、モカ、アメリカーノと定番はすべて揃っているうえに、フレンチプレス、コールドブリューまである。変わったところでは「キョート(Kyoto$3.55)」という日本が発祥のコールドブリューコーヒーも。味は薄めだが、実はカフェインはたっぷりなので飲みすぎにご注意。長居したい人はお代わり自由のポアオーバー(Pour Over $5.75)がおすすめ。

カフェヴィータ
この日は編集スタッフ数人で出かけたのでいろいろなものを頼んで味見をしたが、コーヒー好きに一番人気だったのはパクノア(Pacnor $3.65)。エスプレッソに泡立てミルクを少量加えたものだが、ミルクが主張しすぎずコーヒーの旨みと香り、そして苦味がじっくり味わえる。ちびちび味わいつつ飲んだのに、飲み終わるともう一杯注文したくなるほどだ。グラスに入っているので一見するとアイスに見えるがホットコーヒー。エスプレッソ、マキアートは強すぎるがラテだと物足りない、という人にはぜひ試して欲しい一品だ。
コーヒー以外のドリンクメニューには、チャイティー、TOKERSのティー、ホットチョコレート、イタリアンソーダがある。

Cafe Vita
125 Prefontaine Pl S., Seattle, WA 98104
☎︎206-652-8331
www.caffevita.com
営業時間:月~金 6am~6pm
土 8am ~6pm
定休日:日曜日
(毎月第1木曜のアートウォークは営業時間延長)
Pizzeria Napoletana
営業時間:月~金 11am~7pm

 

アグリーマグカフェ

アグリーマグカフェ店内

ユニバーシティーディストリクトの一角に佇むアグリーマグカフェは、1995年にオープンし、以来ワシントン大学の学生やスタッフ、教師などに愛用されて、大学街のカフェとして定着している。オーナーは何代か交代したようだが、かつてのバイト生であった現オーナーが買い取ったのは2010年。「自分だったらこうしたい」という当時から抱いていた夢を実現させるべく、同カフェならではのアットホームな雰囲気を保ちつつリニューアル。コーヒー豆は自家焙煎、ブレックファースト、ランチメニューをさらに充実させるなど、カフェのクオリティーを向上させた。
同店の朝食とランチメニューは注目に値する。例えば朝食の人気メニューのひとつ自家製ベルギーワッフル(Home-made Belgium Waffle $6.35)は、出来たてサクサクの大きなワッフルに、同店特製のラベンダーホイップクリームとメープルシロップ、季節のフルーツが乗った贅沢な一品。ランチには、フォカッチャ、BLTサンド、自家製ローズマリーアイオリを添えたスモークターキーやプルコギチーズステーキ。いずれもボリュームたっぷりで、若い学生たちの胃袋を満足させてくれる。朝、昼ともにオーダー可能なサラダも人気。チーズ、クランベリー、アーモンドなどに加え、アボガド、牛肉、サーモンからトッピングを選べる。サラダといえども大盛りなので、これだけでも充分に食事になる。サンドイッチとサラダは、3ドル追加で本日のスープを付けるオプションもあり。

カフェラテ
コーヒー豆はペルー、ルワンダから仕入れ、同店で少量ずつを焙煎し、ブレンドしている。エスプレッソ($2)やカプチーノ(8oz$3)など、定番のコーヒーが注文できる。この日は、カフェラテ(8oz$3)を注文。可愛らしいラテアートが施され、ミルクの泡が滑らかでとても飲みやすくまろやかな味わいだ。チャイティーやアールグレイ・ミルクラテなど、ティーのバリエーションも充実しており、抹茶ラテ(8oz$3.65)が特に人気だそうだ。

Ugly Mug Cafe & Coffee Roasters
1309 NE 43Rd st., Seattle, WA 98105
☎︎206-547-3219
uglymugseattle.com
営業時間:月~金 7am~6pm
土9am~5pm
定休日:日曜日

 

ストリートビーンコーヒーロースターズ

ストリートビーン外観

ベルタウンのストリートビーン・コーヒーロースターは、2015年に現在の場所に移転したばかり。それを機に自家焙煎機を導入し、世界各地のコーヒー産地からオーナー自ら選んだ豆を取り寄せ、本格的な挽きたてコーヒーを提供するようになった。
白とナチュラルウッドを基調にした店内には、大きなカウンターがあり、ここで愉快な店員さんたちがコーヒーを淹れてくれる。通りに面した壁一面がガラス窓になっていて、天気のよい日はこれが全開され、自然光と心地よい風を浴びながらコーヒーを楽しむことができる。晴れた日に訪れたくなるカフェだ。
取材当日にはオンタップコーヒーとアイスコーヒーがパプアニューギニア産、エスプレッソとハンドドリップコーヒーが2 種類のコロンビア産の豆を使用。すっきりとした、シンプルでクセのないパプアニューギニアのワギーバレー産のオンタップコーヒー(On Tap Coffee $2~)は、とても香り豊か。ラテ(Latte $3.50~)にはふわふわのクリームがたっぷり乗っていて、バリスタが素敵なラテアートを施してくれる。他にも、オーナーによって厳選されたコーヒー豆の風味を楽しめるエスプレッソ(Espresso $3)、マキアート(Macchiato $3.25)も。

左から、ビーガンクッキー、ラテ、オンタップコーヒー
サイドメニューが豊富なので小腹が空いた時に立ち寄るのにもよい。今回選んだのは、ビーガンクッキー(Vegan Cookie $2.50)。その名の通り、乳製品、卵、動物性油などが一切使われていないクッキーだが、食べてみるとケーキのようにふわふわとした優しい甘さ。
ベーグル、マフィン、各種パンも豊富。売り切れることもあるそうなので、早めに訪れたい。
同店はNPOとして社会貢献にも力を入れており、顧客がコーヒー豆1袋を買う毎に、ホームレスの若者に職業訓練1時間分が寄付されるなど、地域に貢献する新しいカフェのあり方を追求している。また、地元の人々が自らのアート作品を持ち寄り、展示、販売することができるスペースを提供している。今年の夏にはユニバーシティディストリクトに2号店がオープンする。

Street Bean Coffee Roasters
2711 3rd Ave., Seattle, WA
☎︎206-708-6803
streetbeanespresso.org
info@streetbeanespresso.org
営業時間: 月〜金6am〜5pm
土8am〜3pm
日8am〜2pm

 

エルムコーヒーロースターズ

エルムコーヒー店内

キング・ストリート・ステーションから5 分ほどの位置にあるエルム・コーヒーロースターは、2013年にオープンしたばかりのカフェ。パイオニアスクエアの雰囲気に合ったカジュアルでおしゃれな内装が印象的だ。
店内に足を踏み入れると、店の奥の大きなロースターがガラス越しに目に入る。その場で焙煎された豆で作られたコーヒーが味わえるという、コーヒー通には嬉しいカフェだ。同店のコーヒー豆は、コロンビア、エチオピア、ルワンダ、ブラジルなど各国の小さな農場から仕入れたもので、店内での購入も可能。カフェで使用される豆の種類はシーズンごとに変わり、取材日はコロンビア産とケニア産の豆が使用されていた。
この日注文したのは、定番のフィルターコーヒー($3)、とカフェラテ($3.50)。フィルターコーヒーは、酸味が効いていて、エキストラで頼んだヘーゼルナッツミルク($1. 50)のほんのりとした甘さが後から感じられる。こんなに酸味の強いコーヒーは初めてだが、甘さと酸味がうまく折り合いをつけていて美味。
カフェラテは、きれいなリーフのラテアートが施されて泡はふわふわ、まろやかで口当たりが良いが、コーヒーはしっかりと独特の苦みを主張している。店員さんによると、お客さんには周辺で働くビジネスマンが多いとのこと。

エルムコーヒー
もちろんWiFiは完備しており、座り心地の良いイス、それにカウンター席の下に荷物を掛けるラックがあるのも嬉しい。持ち帰り用のカップは、エルム・コーヒーのスタイリッシュなロゴマーク付きで、店オリジナルのピン($8)やTシャツ($25)などのグッズも店内で売られている。ちなみにロゴマークに意味はないそうだ。
シアトルのカフェにしては珍しく、午後7時まで営業しているのもポイントが高い。ふらっと立ち寄るもよし、窓際やテラス席で会話を楽しむもよし、仕事や勉強をするもよし。一度は利用して欲しい店だ。

Elm Coffee Roasters
240 2nd Ave. S. #103, Seattle WA 98104
☎︎206-445-7808
elmcoffeeroasters.com
営業時間:月~ 金 7am ~7pm、 土 8am ~
6pm、日 9am~5pm