フレッシュな牡蠣を心ゆくまで堪能できるオイスターバーがイーストサイドについに開店！オープニング・イベントにソイソース食レポ班がお邪魔しました。
取材・文：磯野愛 写真：室橋美佐
1890年代からある牡蠣の養殖場が直営するオイスターバーが、ベルビュー中心部のリンカーン・スクエア南館にオープン。これまでシアトルのクイーンアン、パイオニアスクエア、キャピトルヒルで人気を博してきたが、4店舗目にして待望のイーストサイド初出店を果たした。2階部分も合わせて135席ある同店舗は個室を完備し、貸し切りパーティ―も可能。広々としたガラス張りの造りで、天気の良い昼間にはたっぷりの日差しが注ぎ込む。
清潔な店内に足を踏み入れると、「From Tide To Table（潮から食卓へ）」を合言葉にたゆまぬ努力と情熱を注いで育てられた自慢の牡蠣が、大きな水槽の中から出迎えてくれる。その奥には一 心不乱に牡蠣の殻をむく従業員の姿が。なんと1日当たり1,000個をむき続けるのだとか！早速、生牡蠣の盛り合わせを注文し、常時提供されているというバージニカ、ファット・バスタード、パシフィック、シゴク、クマモト、オリンピアの6種類を食す。とにかく圧倒的にフレッシュ。ビネガーも何も付けずとも、牡蠣本来のうま味をしっかり楽しませてくれる。中でも、ピュージェット湾固有種であるオリンピアは希少で、ほかではなかなか食べられない。かなり小ぶりなのだが、牡蠣の栄養素のひとつ、亜鉛の味まで伝わってくるかのような、今までに経験したことのないくらいの「濃い」味わいを堪能できる。また、日替わり牡蠣の用意もあ るので、見逃せない。
そのほかにも新鮮な魚介類が勢ぞろい。同養殖場から届くミル貝のコリコリした食感を楽しめる刺身や、たっぷりのクレソンをトッピングしたハマチのカル パッチョなど、牡蠣以外にもいろいろ試して欲しい。フルバーも併設しており、ちょっと立ち寄って軽く1杯という過ごし方もできる。気合いの入ったデートに も、もちろんおすすめだ。
Taylor Shellfish Bellevue
- 504 Bellevue Way NE., Bellevue, WA 98004
- 営業時間： 11am～11pm
- ハッピー・アワー：月～金3pm～5pm
- 定休：日
- ☎425-440-3875
- ウェブサイト
