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第37回 日本から米国に呼び寄せた母の認知症が進み、米国での暮 らしが困難に①

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第37回 日本から米国に呼び寄せた母の認知症が進み、米国での暮らしが困難に①

海外在住の家族が日本から高齢の親をアメリカに呼び寄せ一緒に暮らすことを、私たちは「呼び寄せ」と表現しています。今回は、実際に母親をアメリカに呼び寄せて介護をしていた方の事例をもとに、親の認知症が進んだとき、どのようなことが起こったのかを2回にわたって紹介します。

日本で父が他界。
母をアメリカに呼び寄せて一緒に暮らしていたけれど

アメリカで40年以上暮らしているAさん。両親は日本の実家で夫婦で暮らしていましたが、父が病気で他界。残された母は70代後半。姉は病気で亡くなっていたため、Aさんは実質的に一人っ子状態でした。Aさんは母の今後を考え、実家を売却し、その資金を母の老後資金に充てることに。そしてAさん家族が住むアメリカに母を呼び寄せました。当初は孫と一緒に過ごせる嬉しさやアメリカでの生活を楽しんでいましたが、次第に不便さを感じるようになっていきます。英語が話せず車の運転もできない母は、ス―パーマーケットやドラッグストアなど、ちょっとした買い物や外出にもAさんの付き添いが必要でした。一方でアメリカに来たばかりの頃は幼児だった孫も成長し、学校や習い事で忙しくなっていきます。そんな中、Aさんは母の日々の行動に少しずつ変化を感じ始めました。「あれ? なんだか少しおかしいかも」と思う場面が増えていったのです。テニスが大好きで毎週通っていたテニススクールにも行くことを嫌がるようになりました。医療関係の仕事に就いていたAさんは、母の様子から認知症の初期症状ではないかと思い始めます。

米国に呼び寄せたAさんの母。
認知症が進み、このままアメリカで暮らすのは限界か!

その後、母の認知症状は徐々に進行していきました。Aさんが仕事で家を空けている間、母は自室にこもりがちになっていきます。外出はいつもAさんと一緒だったため、一人で外に出ることに不安を感じていたようです。成長した孫は友達が増え、以前のように「おばあちゃん、今日は何して遊ぶ?」と駆け寄ってくることも少なくなりました。やがて、母は1分前の出来事さえ忘れるようになり、Aさんが帰宅しても部屋から出てこなくなります。日中も外に出ることなく、誰とも話さず、自室で一人で過ごす時間はますます増えていきました。このままでは精神面や身体面の衰えが加速し、認知症の進行も早まってしまいます。

そこでAさんは「このまま母とアメリカで暮らし続けることが本当に母のためなのだろうか。いっそのこと日本の高齢者向け施設、いわゆる老人ホームに入居し、日本語が通じる環境で生活したほうがよいのではないか」と考えるようになりました。そして、Aさんはサロンドハースに相談し、日本での母の入居先探しを始めました。(次回・後編に続く)

時代は変わりました。家族だけで介護を抱える時代ではありません。自分だけで悩まず、専門家のチカラを借りてチームを組んで前に進んでいきましょう。私たちはあなたの応援団です。いつも全力で応援しています。

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横畠 文美
一般社団法人Hearth(ハース)代表理事。国際介護アナリスト。ベネッセスタイルケアにて高齢者住宅の立ち上げや広告宣伝等に携わった後、41歳で退社し、夫婦で7カ月かけて世界各国の高齢者施設200カ所以上を訪問。これまでに取材した高齢者やその家族は2,000人を超える。「介護を通じて日本と世界を幸せに」をモットーに活動中。 サロンドハース @salon_de_hearth