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海外での子どもの日本語教育に新聞を活用〜シアトルの知恵ノート

知恵ノート

知っておくと暮らしが豊かになるヒントを、シアトルで活躍するさまざまな専門家の方に聞きます。

海外での子どもの日本語教育に新聞を活用

朝日学生新聞社は1967年より子ども向けの新聞を発行しています。わかりやすい解説でニュースがよく理解できることはもちろん、毎日読むことで読解力や思考力、表現力が身に付きます。

朝日学生新聞社
半世紀以上にわたり、小学生向けの『朝日小学生新聞』と中高生向けの『朝日中高生新聞』を発行。子どもたちとその家族にとって価値あるニュース、ためになるコンテンツの提供を通じ、子どもが自ら学ぶ力、課題を解決する力、表現する力を育むことで、子どもたちの今と未来を応援する。

Asahi Gakusei Shinbunsha
5-3-2 Tsukiji Chuo City, Tokyo, 104-0045, Japan
☎1-81-03-3545-2390、digital@asagaku.co.jp
©朝日学生新聞社
朝日小学生新聞、朝日中高生新聞のデジタル版「朝小プラス」「朝中高プラス」はこちら www.asahi.com/asagakuplus

「子ども新聞」ってどんなもの?

家族で海外に住んでいると、子どもたちの日本語教育が心配になることはありませんか?

●日本語で日常会話はできるが漢字は苦手
●読むこと、話すことは問題ないけれど書くことは…..
●帰国生入試を検討しているが、文章力や読解力に不安
●日本で今何が起こっているか、時事ニュースに触れさせておきたい

そんな悩みに応えるのが、朝日小学生新聞(以下、朝小)と朝日中高生新聞(以下、朝中高)のデジタル版である「朝小プラス・朝中高プラス」です。

朝小のいろいろなジャンルの読み物で構成された紙面は、子どもたちの好奇心をかき立てています。小学生の夢や目標を後押しする媒体として、日本では50年以上愛されてきました。漢字にはふりがなが付き、日本語の学習レベルを問わず気軽に読み進められます。週刊の朝中高は中学生や高校生向けですが、新聞になじみのない大人の方にも読みやすく、面白い内容になっています。

記事は、日本や世界で日々起きているさまざまな出来事の中から、子どもたちに「これだけは知っていて欲しい」というトピックを厳選してお届け。ニュースや季節の話題について子ども向けに書かれたコラム「天声こども語」や、読者から寄せられた疑問を編集部が調査する「疑問解決なるほどね!」があり、そのほかにも勉強に役立つページ、心を豊かにする小説や漫画と盛りだくさんです。

デジタル版では、朝小・朝中高の記事を海外からでも簡単に読むことができます。ソイソースでも毎月、第4週号に朝小の記事が掲載されているのでチェックしてみてください。

中学受験への備えもバッチリ!

日本で中学受験をした小学生で、難関中学に合格という子どもたちの実に半数近くが朝小の読者だった、との統計も出ています。実際、海外から帰国し、日本で中学受験を経験した朝小読者とその保護者の方々からは、こんな声が聞かれます。

●6年間、アメリカにいました。帰国子女枠はノンフィクションのエッセイが課されることが多いので、朝小を読んで日本だけでなく世界で今どんな問題が起きているのかを知り、問題意識を持つことで、エッセイにもつなげられました。漫画コーナーもいい息抜きになりました。(児童より)

●天声こども語を写して、タイトルを付け、要約と自分の意見を書き、母に添削してもらいました。最初は文章を書くのが苦手でしたが、だんだん抵抗も少なくなっていきました。作文の試験では、自分の経験を800字以内で書いたり、記事について200字で答えたりする問題が出ましたが、新聞中心に書く練習をしたおかげで合格することができました。(児童より)

●新聞記事を読んで自分の意見を述べるという入試問題に備え、新聞を毎日読む習慣を付けました。家族で記事の内容について食事中に話し合ったり、天声こども語を要約して意見を書かせたり、また、記述力アップ講座も活用しました。塾には断られてしまいましたが、朝小を利用した対策で合格がかないました。(保護者より)

●日々のニュースがわかりやすいワードで簡潔に説明されているので、子どもに理解してもらうのに大変役に立ちました。帰国子女受験には英語科目があり、社会問題について記述する必要も。英検準1級の参考書でエッセイの勉強をするのは日本語訳が難しく、小学生には理解しづらいのですが、朝小の記事は小学生レベルの日本語が使われているため、英訳する練習の材料になりました。(保護者より)

新聞を活用し世界を広げよう

デジタル版には記事の検索、読解問題のワークシートなど、オンラインだからこその機能が充実しています。記事に関連した動画もあります。日本語教育だけでなく、家族の会話のきっかけ作りにもぴったり。サイト内に外部の広告は表示されないので、子どもだけで閲覧するにも安心です。

朝小・朝中高にはそれぞれ、朝小リポーター、朝中高特派員と呼ばれる「子ども記者制度」があることも大きな特徴です。シアトルからの情報を日本に伝え、共に紙面を作り上げてみませんか?

10代までの間に培った、新聞を読み、物事について考え、自分の思いを発信する力は、将来のありとあらゆる場面で、より良く生きる支えとなるはずです。現在、最初の1カ月間の購読が無料になるキャンペーンを実施中! この機会にぜひお試しください。