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転職先での新生活〜化学者JJの就活日記 Vol.8

Vol.8 転職先での新生活

新卒で就職した会社を1年で辞め、より良い条件の転職先に移ってから1年が経とうとしています。この会社に内定をもらったのは2022年5月のこと。前の会社にはすぐに辞表を出し、2週間後に退職しました。有給休暇が何日か分残ってはいたものの、休むことはせずにフルで働き、引き継ぎなども最後までしっかり終え、責任を全うできました。その甲斐あって、残った同僚やマネジャーとの間に遺恨を残すわけでもなく、スッキリ去ることができたと思います。

転職先での初出勤日は、その退職日から3週間後にしてもらいました。新卒時に夏季休暇を挟まずにすぐ働き始めてしまったことを後悔していたので、今回は休暇をたっぷり取ることにしたのです。友人とのハイキングやアメリカ東海岸のロードトリップで存分にリフレッシュ! 休暇のおかげで、新しい職場で気持ち良く働き始めることができました。

前職では、「プロダクション・ケミスト(I)」というポジションで製造がメインの仕事でしたが、現職では「クオリティー・コントロール・アソーシエイト(I)」として、製造部門からのサンプルをテストするのが主な業務です。僕は「サンプル・マネジメント」のチームに配属され、サンプルの管理、テストのスケジューリング、書類の作成などを担当しています。

前職と比べると会社の規模は桁違いで、いちばん驚いたのは従業員の数。製造ラインは年中無休で回っているため、僕の所属するチームでも週7日、毎日朝6時から深夜12時までの18時間、常に誰かが働いています。それを可能にするため、チームは4シフトに分けられ、シフト1・2はそれぞれ日月火水の朝6時から夕方4時半と、午後1時半から深夜12時、シフト3・4は水木金土の同じ時間帯といった具合です。各シフトには大体、テストをする人が10人、微生物に特化したラボに8人、サンプル・マネジメントが3人、それぞれにマネジャー1人ずつが加わります。この4チームのほか、200人を超える製造チームに、品質保証チーム、コンプライアンス・チームなどを合わせると、総勢500人を優に超えます。

4シフトある中、僕は運良く希望通りのシフト1に決まり、木金土の3連休を毎週満喫しています。次回は1日のスケジュールやもう少し具体的な仕事内容、そして労働環境などをシェアします✌️

JJ■1999年生まれ。韓国出身。5〜19歳を日本で過ごし、19歳からシアトル郊外にて暮らす。ワシントン大学卒業後、製薬会社で化学者として働く。