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1日のスケジュール〜科学者JJの就活日記Vol.10

Vol.10 1日のスケジュール

同じ製薬業界で別の会社に転職してから6月で丸1年経ちますが、労働環境は文句なしです。今回は1日のスケジュールがどんなものなのか、紹介しましょう。

僕のシフトは日~水曜日の朝6時から夕方4時半となっており、朝は早いです。会社が家から車で5分弱の近さなので、5時半起床で間に合います。時間に厳しくなく、全員の平均出社時刻は午前6時15分といったところです。僕のポジションは朝にやることがたまっているため、前日までのメールやメッセージをざっと確認してラボに行き、業務に取り掛かります。

通常、午前8時過ぎまではノンストップでこなし、いったん小休憩を取ります。社員向けにスナックやヨーグルト、フルーツなどが置いてあり、それが朝食代わりです。そこからは他の部署とのやり取りやミーティングなどで午前10時半くらいまでは忙しくしています。

以降は、基本的にリラックスできる時間帯。午後12時半までの間に1時間程度の昼休憩が取れるので、僕は一時帰宅することにしています。そのあとは、午後1時半から始まるシフトのチームがやって来る前に連絡事項などをまとめておきます。

午後は自分のペースで業務を進めることができ、僕の場合は大抵、この時間帯にいろんな人とおしゃべりをします。社員が多い会社なので、コミュニケーションが大事なのです。マネジャーも、重要事項がない限り全く干渉してこないので、やることさえやっていれば自由。残業もめったにしません。少し長めに残ったり休日に出勤したりすることもなくはないですが、あくまで個人の裁量に任されているため、強制ではありません。

この会社は365日休みなくオペレーションしていて、社員も祝日は休みません。その分は有給休暇に加えられ、合計すると最低250時間となります。前年の繰り越し分などがあれば年に6~8週間休める計算です。人員豊富なので、申請も1週間前までなら確実に通ります。病欠の場合は日数に制限がなく、多い人では年間30~40日ほど休む人も。毎週の3連休に加えてこれだけの休暇があるため、実働日数は年間の半分にも届かないくらいです。

前に働いていた会社は病欠が年に3日までで、それ以上だと有給休暇を使っていたので、現在の会社のやり方は気に入っています。体調が悪い時だけでなく、精神面で疲弊している時なども気軽に休めてQOLもアップ! 次回は職場内外での人間関係についてシェアします✌️

JJ■1999年生まれ。韓国出身。5〜19歳を日本で過ごし、19歳からシアトル郊外にて暮らす。ワシントン大学卒業後、製薬会社で化学者として働く。