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こんな経営者が面白い(24)〜みやこのあなたのお役割に拍手

オリジナルの人間学「13導」に基づき、あなたのお役割、さまざまなお悩みへの解決法、うんちくなどなど、お役割鑑定士のみやこさんが語っていきます!

今回のテーマ〜 日本の政治に必要なもの

どんな職業でも個々のお役割が不思議とハマるもの。それは政治家であっても同じです。ちょっとやんちゃで汗をかいている人のほうが、むしろ人間味があって魅力的かもしれません。

シアトルの皆さま、こんにちは~。ついに立春を迎えましたね。この立春から世の中の流れが変わる! 心は持ちようで、新しくリセットし直すチャンスでもあります。しっかり運をつかんでください。今年で八方ふさがりは終しゅうえん焉。ある意味、全く違う世界にシフトするのが2023年です。

さてさて、今回は三重県議会でいちばん背が高くて動きの速いコンビが登場。川口 まどか 議員と喜田きた 健児議員です。ワタシ、正直なところ党派とかにあまり興味もなく、人柄でのおつき合いとなるのは変わりません。政治家というくくりと関係なしに「人として素敵」と尊敬します。「青森会」と名付けて交流していますが、みやざき含め、メンバーはこの3人しかおりません(笑)。日本の食べ物や伝統品などを海外に広めたいとプロジェクトを立ち上げた際に相談した方から紹介され、ふたりと知り合いました。

左から喜田さん、川口さん。期待される三重県議のふたり

まず、喜田さんが「青森県八戸市は日本酒や食材をアメリカへ輸出するために動き出している」と聞きつけ、実際に問い合わせたところ、今までの努力を出し惜しみするコトなく、八戸市から情報提供を受けられました。大いに感謝感激した喜田さんは「青森に行きましょう!」と、すぐに日本地図を見てみると、なんと遠い! それでも、三重県の地酒を手に3人で八戸の市役所へ行ってきました。「八仙」で有名な蔵元、八戸酒造株式会社社長に八戸の観光名所に連れて出してもらうなど、八戸で受けたご親切に一同感無量。とっても素敵な場所でした。

県議というのは、その県の人たちが豊かに暮らせるよう発展させるコトが仕事なのでしょうが、このふたりの活動は県外や海外にまで及んでいます。たとえば、お世話になった青森県に、三重県ブースへの出店を提案するなど。壁を作らず生きるコトが、また自分にもめぐってくる。それを当然とし、自分のところだけがうまくいけば良いという考えは、実は効果的ではないという世のことわりを体現しているかのようです。一緒にいて心地良く、ふたりが人と交流する姿にはその都度感銘を受けます。

このコンビ、うまくできたもので、人間学「13導」では川口さんが8番「洞察力」、喜田さんも同じ8番、ちなみにワタシも8番だー! 人の才能をするどく発見して開花させるコトができる、そのままじゃないか!と声を上げたくなります。

そうは言っても、違いは当然あります。川口さんは会社役員経験を生かし、ビジョンをもって物事を組み立てる、手綱引きのような方。アドバイザーとしても適任です。地域からの発信、コミュニティーの懸け橋として、今後も活躍することでしょう。そして、教師経験を持つ喜田さんは子どもの分野に強い。政府は子どもの教育にもっと資金を増やすべきだと訴え、食と見守りの場を提供する「子ども食堂」プロジェクトを実行。子どもが生かされる社会の実現に尽力しています。

今は「先生」と呼ばれるふたりですが、若い頃はそこそこやんちゃだったそう。しかも、川口さんは剣道で地元2位の実力者で、喜田さんはなんとソフトテニスで全国1位を5回も成し遂げています。きっと、机で勉強ばかりの人とはまた違う政治力が備わっているはず。最高!

具体的にはわかりませんが、ワタシも日本の政治は変わるべきだと考えています。世の中が真逆になるくらい人の生き方が変化してきている中で、政治の世界が最後まで変わらないままで良いのでしょうか。川口さんや喜田さんのような方に頑張ってもらって、政治のお役割を整えていって欲しいと願います。自分のお役割をまっとうするふたりに乾杯!

通称みやこ。1967年生まれ。三重県出身、九鬼水軍の子孫。『13の性格』著者。オリジナルの人間学「13導」を用いて、「みんな違ってみんないい」をモットーに資質、才能を伝える。現在は名古屋にオフィスを構え、自称「御用聞き」としてお悩み解決に国内外を飛び回り、若いスポーツ選手や経営者をもチャンスへと導く。最近では、良き日本文化を海外へ広める社会貢献としての活動も行う。自身のお役割は8番の「交流」。リモートによる社員研修や個人セッションをインスタグラム(@miwa_micco)で受け付ける。