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シアトル舞踏フェスティバル2017

日時 4月7日(金)8pm
Ruta de la Memoria、地元舞踏家(Joan Laage、Sheri Brown)
4月8日(土)8pm
Ruta de la Memoria、地元舞踏家(Helen Thorsen、Diana Garcia-Snyder)
4月9日(日)3pm
Ken Mai、地元舞踏家(奥村薫)、公演後ギャラリーにて歓談会あり
※いずれも開場は30分前、午後4時以降と週末の駐車は無料
場所 Shoreline Community Collage シアター
(16101 Greenwood Avenue North, Shoreline, WA)
詳細 DAIPANbutoh Collective
www.daipanbutoh.com/seattle-butoh-festival/
info@DAIPANbutoh.com (日本語可)

日本の暗黒舞踏をルーツとする舞踏は、日本国外では「Butoh」と称され、ポピュラーになってきている。シアトルでは1990年代から舞踏家による活動が行われてきた。

2011年から始まった「シアトル舞踏フェスティバル」は、今年は3月6日から4月9日にかけて、舞踏ワークショップ、1カ月にわたるギャラリーショー、そして海外から招いた舞踏家2組と地元舞踏家による3日間のステージ公演と、今までにない規模で開催されている。

ショアライン・コミュニティ・カレッジ(Shoreline Community Collage)のアートギャラリーでは、シティーアートの写真家ブルース・クレイトン・トム(Bruce Clayton Tom)氏を中心とした舞踏写真、および「ルーシーV(. Ruthie V.)」の舞踏家をモデルにした実物大サイズの油絵が展示され、毎週火曜日には無料のミニパフォーマンスが行われている。

メインとなるステージ公演は、4月7日~9日、ショアライン・コミュニティ・カレッジのシアターにて開催。ナタリヤ・クエイヤー(Natalia Cuellar)氏率いるチリの舞踏団「Compañía Ruta de la Memoria」は、5名の舞踏手による『Cuerpo Quebrado (Broken Body)』を金曜、土曜に演じる。これは1990年代の独裁下における女性たちの困難に捧げる作品。

4月9日(日)は日本人舞踏家特集となる。ヘルシンキ在住の日本人舞踏家ケン・マイ(Ken Mai)氏による新作『花の鎮魂歌』では、独自の美的世界観を味わえることだろう。シアトル在住の舞踏家、奥村薫氏は長崎への思いを託したソロを踊る。パフォーマンス後にはギャラリーでの歓談会が予定されている。

日本発祥のアートである舞踏。今まで縁のなかった人にとっても、生の舞台を見る絶好の機会となるだろう。

 

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