おしゃれさん必見！古着ファッションに強い名店

 

スタイリッシュ、ビンテージ、トレンドなど、自分好みの1点を追い求める古着ラバーに教えたい、個性豊かな中古アイテムを取りそろえた店をご紹介。

遊び心いっぱいのビンテージの宝庫
ロスト・アンド・ファウンド

バラード・ファーマーズ・マーケットが開催される通りに店舗を構える、おもちゃ箱のような店。ピンクの看板にある「誰もがお気に入りを見つけられる」というキャッチフレーズの通り、コレクターズ・アイテムほか珠玉の商品の数々が、所狭しと並ぶ。

◀︎ 元シアトル・マリナーズ選手のサイン入りバットは、キャスパー・ウェルズ、ステフェン・ロメロなどの名前が。シアトル愛を感じるディスプレイにも注目

同店の目玉は、多くの女性客が目当てに訪れるというドレス。タグを見て、いつの年代のものかがわかるタイムカプセル感がたまらない。時にはウエディング・ドレスの入荷もあるそう。インスタグラムは、同店のドレスを着てポージングを決める投稿であふれる。

▲赤色が鮮やかなワンピース。80年代を彷彿させる、今はないデザイン

▲マネジャーさんのこの日のコーディネートは、バイカーコアが好きなスタイルを赤と黒の組み合わせで。ルーシュド・レザー・パンツがポイント

それもそのはず、広めの試着室はキュートなデコレーションが施され、絶好のセルフィー・スポット。スタッフ専用トイレも真っ赤な壁一面がポップなアート仕様となっているので、撮影したい人は店員さんに声をかけてみて。

そのほか、アメフトやバスケなど、主にシアトルのチームをメインにスポーツ選手のサイン入りグッズも目立つ。毎週、商品の入れ替えをしているため、通い詰めたくなってしまう。間もなく通販も開始とのことなので、乞うご期待！

買い物しながら社会貢献
シンプル・アンド・ジャスト

バラードにあるファッションに特化したリサイクル・ショップ。シックな黒い円盤型の看板と木目調のインテリアが印象的だ。インスタグラムに投稿される、季節に合わせたコーディネート例も参考になる。

レンガ調のビルが特徴的。日曜日に開催されるバラード・ファーマーズ・マーケットに合わせて訪れるお客さんが多い ▶︎

服、靴、バッグ、小物類など、扱う商品はさまざまで、ラックにはラルフ・ローレンやバーバリーなどハイブランドの古着も。全て寄付されたものだが、とてもきれいな状態で、厳選されて置かれているのがわかる。

同店での収益は100%、地元ノースウエストでパートナーシップを結ぶ団体の活動資金に充てられる。この取り組みを通じて、人身取引などで搾取された被害者を支援できるということだ。

日曜日に足を運びたい
フリーモント・サンデー・マーケット

34周年を迎えた、シアトルで長く続くストリート・マーケットのひとつ。最大165ものベンダーが参加し、ビンテージ小物や古着もたくさん見つかる。通年開催で、冬季はフリーモント橋の下、ヒーターで暖を取りながらショッピングが楽しめる。近くに休憩所も用意され、お腹が空いたらフード・トラックで買い出し、または近所のカフェやレストランの利用もOK。

◀︎ 普段のEvanston Ave. N.角の会場から、11月から3月までは風雨をしのげる橋の下に場所を移して開かれる

古着はどれも質が良く、コスパも抜群。個人経営のベンダーが多く、交渉次第で安くしてもらえることも。街の散策ついでに、雰囲気を味わうだけでも出かける価値大！ ここでしか手に入らない商品をゲットしよう。

旬のクールなアイテムが欲しいなら
レイト・ナイト・ビンテージ・マーケット

2022年、シアトルのダウンタウンにオープン。20代から30代までが主な客層だ。初めての来店では、そのバリエーションに驚くことだろう。3フロアに分かれた広い店内には、カジュアルな古着を中心にビンテージの服や靴、アクセサリー、さらにインテリア雑貨も見られる。懐かしいゲーム機が置かれ、実際に遊ぶことも可能。多くの商品が100ドルから200ドル台で売られており、Tシャツは100ドル以下と比較的手が届きやすいものも。日本で人気の高いストリート系の古着ファッションが好きな人にはおすすめ。