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シアトルで北海道を食す!

北海道のご当地グルメをシアトルでも

2018年は1869年(明治2年)に「北海道」と命名されて150年目に当たる節目の年。地元では記念事業や各種イベントなど、各地で盛り上がりを見せています。今や世界中から人気を集める観光地、北海道の魅力をシアトルで再発見してみませんか?

取材・文:磯野 愛、上田あずさ、栗原澄也

シアトルで北海道グルメ#1

■YOROSHIKU

ジンギスカン($16)
ラム肉を食べる文化が根付いている北海道の名物料理。自家製だれに漬け込んだ鮮度抜群の地産ラム肉を、丁寧に焼き上げて提供する。
ウォーリングフォードにある、北海道料理が豊富な居酒屋。オーナーの小林圭輔さんは新千歳空港の隣町、北海道北広島市出身で、地元では電気工事士として働いていた。一念発起し、かつて留学したシアトルでレストランを開店したのが2012年。寿司と石原裕次郎さんでおなじみ、小樽市出身の本間弘一料理長と二人三脚で店を営む。キッチン・スタッフも、小林さんが声をかけた北海道の仲間たちだ。
オーナーの小林さん左と本間料理長右旧店名表記4649からの変更理由は番地と勘違いされ店の目の前で道に迷うアメリカ人が続出したからだそう
もともとは北海道にこだわるつもりはなかったという小林さん。当初の焼鳥屋から人気の出たラーメンにフォーカスし、試行錯誤の末、2016年から現在のようなラーメンも楽しめる居酒屋スタイルに。シアトルのレストラン業界で北海道産ホタテが話題となったこともあり、「これからは北海道の時代がやって来る!」と、大好きな故郷である「北海道」を店のコンセプトに据えた。
ザンギ$7下味のしっかり付いたカラッとジューシーな北海道風鶏のから揚げ別添えのソースはガーリック味噌柚子シラチャーマヨネーズの3種類から選べる
刺身盛り合わせ$35取材日北海道産ホタテと共に皿に並んだのはサーモンしめサバそして地元で捕れた新鮮なタコ40パウンドの大物を店でさばいたという刺身は簡単に噛み切れる軟らかさ
「今後は焼き鳥に再チャレンジしたい! 札幌名物のスープカレーも」と語る小林さん。地元産の食材を使うことにもこだわり、素材本来の味と、本間料理長の経験と腕前、そして店内隅々まで行き届く小林さんの細やかな心配りで、ヨロシクはこれからもシアトルの日本食界を盛り上げていく。
鮭のちゃんちゃん焼き$18北海道の漁師町で発祥した郷土料理たっぷりのキャベツもやし玉ネギその上にゴロリと横たわる身の締まったアラスカ産紅鮭を豊潤な味噌とバターの風味で楽しむ
ラーメン$13~地産の鶏ガラ鶏足もみじ28種類の野菜とハーブを使って炊くこだわりのスープはコクがありながらしつこくない麺も特注品で味噌ラーメンにはちぢれ麺つけ麺にはもっちりした太麺を使用
札幌からシアトルに遊びに来ていた小林三枝子さん中央めぐみさん左母娘はアメリカでこんなにおいしい北海道料理が食べられるなんてと大絶賛

Yoroshiku
1911 N. 45th St., Seattle, WA 98103
営業時間:日~木5pm~10pm、金土5pm~12am 定休:月
※ハッピー・アワー:火~日5pm~6:30pm、金土9pm~12am
☎206-547-4649
www.yoroshikuseattle.com

 


シアトルで北海道グルメ#2

■Santouka

左十勝おはぎ$350右塩ラーメン$12

創業者の畠中 仁さんが北海道旭川市でわずか9席の店から始めた「らーめん山頭火」。シアトルにも進出し、今や屈指の人気ラーメン店だ。取材したユニバーシティー・ビレッジ店内は、北海道の先住民族であるアイヌの伝統文様で彩られている。

いちばん人気のメニューは、塩ラーメン。毎日食べても飽きない味を目指した創業者の思いを受け継ぎ、豚骨ベースのまろやかなスープに、自慢のチャーシューと、女性の口紅をイメージした小梅が花を添える。

デザートとして大人気の十勝おはぎは北海道の名店から直接仕入れたもので、風味豊かな道産の小豆とモチモチのもち米に、うれしい懐かしさを覚える。夏季限定で提供している冷やしラーメン($13.50)もぜひ試して欲しい。ベルビュー店でも同メニューを展開中。

Hokkaido Ramen Santouka
www.santouka-usa.com
ベルビュー店
103 Bellevue Way NE., #3, Bellevue, WA 98004
営業時間:日~木11am~9pm、金土11am~10pm
☎425-462-0141
ユニバーシティー・ビレッジ店
2626 University Village Ln., Seattle, WA 98105
営業時間:日~木11am~9pm、金土11am~10pm
☎206-524-4431

シアトルで北海道グルメ#3

■Otokoyama

左18ℓ$6299右720㎖$3299参考価格

北海道旭川市の男山が造る「純米吟醸 男山」はシアトルの日本食レストランや宇和島屋で手軽に楽しむことができる日本酒のひとつ。日本百名山に名を連ねる大雪山(たいせつざん)の万年雪から育まれる清涼な水が男山の味の源となっている。北海道の厳しい寒さから生まれるキリっとした淡麗辛口の味が特徴で、しっかりとした米の旨味を感じつつ、さっぱり軽い口当たりなので、さまざま料理と相性が良いと評判だ。1984年からアメリカへ本格的な輸出を始め、現在は世界20カ国以上で楽しむことができるという。

男山株式会社
〒079-8412 北海道旭川市永山2条7丁目1番33号
☎+81-166-48-1931
www.otokoyama.com