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バーク博物館、リニューアル・オープン!

バーク博物館、リニューアル・オープン!

シアトルのワシントン大学構内に立地するバーク博物館が、新しく生まれ変わりました。10月12日(土)~14日(月)のグランド・オープニング・ウィークエンドを前に内覧会に参加した記者が、新施設の注目ポイントをレポートします。

取材・文:ハントシンガー典子

大学や通りの風景との連続性が意識された新ギャラリーは大きなガラス窓から自然光が入りキャンパスの緑が目に優しい開放的な空間

自然の歴史と文化をテーマとし、1899年に誕生したワシントン州最古の博物館が、9カ月半の閉館を経て再オープン。約400ヤード離れた場所に、総額1億600万ドルをかけて建てられた新館は11万3,000平方フィートあり、旧館と比べて6割以上広くなっている。中で起きていることを外から見えるようにと可視化設計された建物は、ガラスと木材を組み合わせた外壁がモダンな印象だ。館内の研究室や作業場12カ所もガラス張りで、来館者が通路から見学できる構造になっている。仕切りなく配置されたギャラリー、3階の天井まで続くウォールアートに吹き抜けのスケルトン階段と、どこまでも風通しが良い。エグゼクティブディレクターのジュリア・ステイン氏はスピーチで、「これまで埋もれていたものを、バリアを取り払うことで、多くの人に見てもらえるようにしたい」と強調。また、繊細な扱いを要するコレクションを運んで行き来する引っ越しの苦労や、3歳児の1ドルを含め約100名から集まった寄付金などコミュニティーからのサポートへの感謝を伝えた。

6つのギャラリーではノースウエスト地域の古代から現在に至る人々の営み、自然、動物などについて学べる。1,600万点のコレクションの中でも特に貴重な、恐竜関連の発掘物を展示するギャラリー「フォッシルズ・アンカバード」は圧巻だ。

ノースウエストネイティブアートギャラリーでキュレーターを務めるベティーパスコさん

プレイエリアも2カ所設けられている。オルカや流木、潮溜まりなどがデザインされた、ノースウエストのビーチをモチーフとする遊び場は主に乳幼児向け。好きな動物の恰好をして、さまざまな風景の中でカモフラージュ体験できるコーナーは、子どもだけでなく大人でも楽しめそうだ。鑑賞の合間には、8万もの地元の植物を配した階段状の屋外テラスに出て、思い思いにくつろげる。また、ミュージアム・カフェでは、シアトル初のネイティブ・フード・トラックで今や全米で注目されるオフ・ザ・レズのフライブレッド・タコスなどが味わえる。

グランド・オープニング・ウィークエンドには音楽やダンス、キッズ・アクティビティーなどが予定されている。ぜひ新しいミュージアム体験に訪れてみて欲しい。

地元建築家オルソンクンディグ氏が設計夜にはLEDライトのサインが点灯する

Burke Museum
4300 15th Ave. NE., Seattle, WA, 98105
開館時間:10am~5pm(入館は4:30pmまで)
料金:大人$22、シニア(62歳以上)$20、学生・ユース(4~17歳)$14、3歳以下無料
※第1木曜日は8pmまで開館、入館無料 206-685-3861 www.burkemuseum.org