ポジティブに楽しむ日常英会話〜シアトルの知恵ノート

シアトルの知恵ノート

知っておくと暮らしが豊かになるヒントを、シアトル内外で 活躍するさまざまな専門家の方に聞きます。

ポジティブに楽しむ日常英会話

アメリカ生活では英語でのコミュニケーションを避けては通れません。友だちを増やしたい、仕事を円滑に進めたい、新しいレストランやアクティビティーにチャレンジしたい。そんなときのために、英会話に磨きをかけたいものです。

スモールトークのコツ

会話が弾むきっかけになる、ちょっとした話題。「誰かに話すほど面白い出来事があったかな？」と、アメリカ人のスモールトークの習慣に困ったことはありませんか？ ポイントやテクニックを紹介しましょう。

1 必須と思わなくてOK

まずは相手の状況を確認しましょう。忙しそうだったり、急いでいたり、不機嫌そうな場合には、無理にスモールトークをしなくても構いません。

2 特徴を見つけて自分と関連付ける

会話中、できるだけ早く相手の特徴を見つけましょう。たとえば、犬を散歩中の人なら？きっと、大好きな愛犬について話したいはずです。「What breed is your dog?（犬種は何ですか？）」、「Male or female?（男の子？ 女の子？）」、「How old?（何歳？）」などと話しかけてみてください。さらに自身と関連付けると◎。「My aunt has the same breed of dog!（同じ犬種を飼っている親戚がいます）」、「I was thinking about getting an older dog like yours. Are they hard to care for? （私も犬を飼いたいです。世話をするのは大変ですか？）」と、会話を広げられます。

3 褒める

身に着けているものを褒めましょう。「I love your dress!（素敵な服ですね）」、「Where did you get it?（どこで手に入れたのですか？）」という風に、会話の糸口になります。注意したいのは、相手のパートナーが近くにいる場合です。あらぬ誤解を招く可能性があるので、周りの状況を確認しましょう。

4 失敗しても大丈夫

会話がぎこちなくても、うまくいかなくても、一生の傷にはなりません。もうその人とは一生会わないかもしれません。悩まず、悔やまないように、挑戦し続けましょう。

言いたい英単語がわからないときは？

英語の語彙はスラングや方言も含めると100万語以上と言われ、ネイティブスピーカーも全てを把握しているわけではありません。「知らない単語」は誰にでもあるのです。では、どうしたら良いでしょうか？

1 助けてもらう

基本的に人は助けることが好きです。事実を隠さず、話し相手に伝えましょう。話す内容を理解できるよう、気にしてもらえるはずです。

2 知っている単語で伝える

「Elephant」を知らなくても「Long nose」、「Large／Big」、「Animal」を使えます。「Automotive repair shop」は「Brake／Broken」、「Car」、「Fix」、「Shop」で代用できます。ジェスチャーも加えると、より伝わりやすいでしょう。

話の途中に知らない単語が出てきたら？

会話中に知らない単語が出てくると、頭が真っ白になってしまい、その先が聞き取れないことはありませんか？ 上手な切り抜け方を知っておきましょう。

1 聞き取れた単語を大切に

会話のスピードが速いと、10語のうち1、2語しか聞き取れないことも。それでも問題なし！ まずは聞き取れた単語の意味を考えましょう。そして、話している状況や理由、相手のしぐさをつなぎ合わせることで内容を推測できます。たとえば、誰かが微笑み、通りを指差しながら話しかけてきました。「— we — — cafe — —？」と、2語のみ聞き取れました。それでも、「一緒にカフェに行きたいのかな？」と想像できるでしょう。

2 聞き直してみよう

もう一度話して欲しいときは、気軽に「Sorry」や「Say again？」とお願いしてみましょう。会話はヒアリングのテストではありません。聞き直して情報を増やせば、より正しい回答に近付けます。