オリジナルの人間学「13導」に基づき、あなたのお役割、さまざまなお悩みへの解決法、うんちくなどなど、お役割鑑定士のみやこさんが語っていきます!
自分の役割とポイントを間違えなければ、苦手な仕事でもビジネスオーナーとなり、成功できる。自分のしたいコトだけする人生を手に入れられるのです。
シアトルの皆さん、こんにちは! みやざきは時折テレビ、ラジオの出演依頼に応じることがありますが、このたび、「YouTubeに出てみませんか?」と声をかけられ初トライしてみました。すごく緊張して、話したコトは忘れました(笑)。そのYouTubeチャンネルの立役者が、Amazonでカテゴリーランキング1位になった『トヨタを辞めて時給15円に堕ち、シンガポールで覚醒し、40歳でFIREした話』の著者。なんて長いタイトルなのだ! 拝読すると、クスッと微笑し、あるいははゲラゲラ笑ってしまう人生ストーリー本。そして、お金のあり方(ざっくりし過ぎですいません)。今回は、その永江将典さんを紹介したいと思います。
永江さんは1980年、愛知県小牧市生まれ。公認会計士・税理士で法人、エール代表。東京2・横浜1・名古屋1・大阪1と5カ所の事務所を構えています。YouTube撮影では名古屋事務所を訪れましたが、その規模はかなりのものでした。
永江さんは代表というよりオーナーと呼んだほうが良いのかもしれません。言葉を選ばないで言うと、永江さん自身は税理士の仕事はしていないってコトです。事務所の規模が大きくなったらそれは当然なんじゃないのと思う方もいるでしょうが、永江さんは「そもそも税理士の仕事が嫌いだから、やれる人、やりたい人にやってもらっている」という考え方なのです。
こういうところにそそられるんですよ。だって、会社を立ち上げても顧客がいなければ経営は成り立たないので、その役割は果たしている。見事な完全チーム制! 事務所は最初から大きかったわけでも、親から譲られたわけでもなく、永江さんが立ち上げたもの。それも、この規模になるまでそれほど年数は経っていない。
何をしたかって、まずは「集客」です。永江さんは、業務で大切なコトを考えた時に全体の95%が集客だと断言します。現実にはそれを逆にしているところが多いのだとか。素晴らしい集客で税理士事務所を増やしていった手腕には感服します。
でもそこで不思議に思ったコトが……。永江さんはほかにもあれこれビジネスを手掛けています。この人手不足でどうやって人員を確保しているのだろう? すると永江さんは、「募集をかけた時点で信者にする。相手の心をつかむ」と即答。面白い! 要するに、募集段階でファンにしてしまうのです。そして面接でさらにファンにしてしまう。その秘訣は時給とキャッチ(言葉)だそう。確かに永江さんの本やYouTubeを見ると、引き付けられるキャッチであふれています。永江さんにとっては、これも集客のうち。ここでは書き切れない永江さんの魅力は、本やYouTubeで見てもらえたらと思います。
さて、そんな永江さんは自称コミュ障。変わった子と言われて育ったそうですが、変な子と言われる子は実は天才なのだとワタシは捉えております。着眼点の面白い永江さんは「頑張るところが違う」。それを私たちに伝えてくれているような気がします。ワタシの提唱する人間学「13導」では、3番「縁をつなぐ人」。結構ノリがあって、新種の情報にも飛び付くタイプの永江さん。それを確かなものにして、人の成長につないでくれる人だとお見受けします。
最後に永江さんの素敵なところをもうひとつ。それは、「楽しくないことはやらない!」です。ワタシも今一度身の回りを見直し、ワクワクしないコトには手を出さないようにしたいと思います。今後も「自分にしかできないサービスをリリースする」と話す永江さんに期待を込めて、拍手を送ります。あなたのお役割に乾杯!